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ガンダム新作『GQuuuuuuX』劇場先行版が興収5.9億突破で首位デビュー!劇場版プロセカが2位スタート【映画週末興行成績】

シネマトゥデイ 映画情報 2025年1月20日 17時5分

 1月17日から19日までの週末映画動員ランキングが20日に興行通信社より発表され、『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』が初日から3日間で観客動員35万2,500人、興行収入5億9,900万円をあげ、初登場1位に輝いた。2位に『劇場版プロジェクトセカイ 壊れたセカイと歌えないミク』がランクインし、アニメ作品がワンツーを占めた。そのほか新作では、大泉洋が日本史上初めて武士階級として一揆をおこしたとされる蓮田兵衛(はすだ・ひょうえ)を演じる『室町無頼』が7位のスタートとなった。

 初登場首位の『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』は、スタジオカラーとサンライズが初タッグを組んだガンダムシリーズ最新作「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」から、一部話数を劇場上映用に再構築した劇場先行版。平穏に暮らしていた高校生が戦争難民の少女と出会ったことをきっかけに、非合法なモビルスーツ決闘競技に身を投じる。監督は『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズの鶴巻和哉、シリーズ構成は榎戸洋司、メカニカルデザインは山下いくとが担当。カラーの代表取締役社長を務める庵野秀明が榎戸と共に脚本に名を連ねる。

 2位の『劇場版プロジェクトセカイ 壊れたセカイと歌えないミク』は、初音ミクらバーチャルシンガーたちが登場する人気アプリゲーム「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」が原作。ゲームに登場していない新たな初音ミクを主人公に、歌を届けたい人に届けることのできないミクがゲームのキャラクターたちと出会い、自身の思いをかなえるために行動する。アニメーション制作は「SHIROBAKO」や「スキップとローファー」などを手掛けるP.A.WORKS、監督は畑博之。声の出演は藤田咲、下田麻美、浅川悠ら。初日から3日間で動員23万2,500人、興収3億700万円を記録した。

 7位の『室町無頼』は、直木賞受賞作家・垣根涼介の同名小説を、映画『22年目の告白-私が殺人犯です-』『あんのこと』などの入江悠監督が大泉洋主演により映画化。大飢饉と疫病により荒廃した室町時代の京都を舞台に、混迷の世を顧みようとしない権力に立ち向かう無頼たちの闘いを描く。共演に長尾謙杜(なにわ男子)、松本若菜、堤真一ら。

 3位は前週1位の『グランメゾン・パリ』で、週末3日間で動員17万7,000人、興収2億6,400万円を記録。累計成績は動員189万人、興収27億円を突破した。4位は、公開6週目となる『はたらく細胞』が入り、累計成績は動員390万人、興収52億超え。5位の『366日』は前週を上回る週末成績をあげ、ワンランクアップした。

 今週は花沢健吾のコミックを福田雄一監督、山崎賢人(※崎は「たつさき」)主演で実写化する『アンダーニンジャ』、松坂桃李が江戸時代末期、大流行する天然痘から人々を守ろうと奔走する福井藩の町医者を演じる『雪の花 -ともに在りて-』、女優・モデルのKoki,が出演するアイスランド・イギリス合作映画『TOUCH/タッチ』、村八分を題材に深川麻衣、若葉竜也演じる夫婦が田舎で体験する恐怖を描くスリラー『嗤う蟲』などが公開される。(編集部・石井百合子)

【2025年1月17日~1月19日の全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)】※()内は先週の順位

1(初)『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』:1週目
2(初)『劇場版プロジェクトセカイ 壊れたセカイと歌えないミク』:1週目
3(1)『グランメゾン・パリ』:3週目
4(2)『はたらく細胞』:6週目
5(6)『366日』:2週目
6(5)『劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師』:5週目
7(初)『室町無頼』:1週目
8(4)『モアナと伝説の海2』:7週目
9(3)『劇映画 孤独のグルメ』:2週目
10(7)『ライオン・キング:ムファサ』:5週目

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