24日、2026年度前期に放送されるNHK連続テレビ小説第114作「風、薫る」の制作発表会見が行われ、俳優・見上愛(24)がヒロインを務めることが明らかになった。2019年に俳優デビューを果たした見上は、昨年放送されたNHK大河ドラマ「光る君へ」の藤原彰子役でブレイク。現在放送中の月9ドラマ「119エマージェンシーコール」(フジテレビ系)にもレギュラー出演しており、さらなる飛躍が期待される注目株だ。
2019年に「ボイス110緊急指令室」(日本テレビ系)でドラマ初出演を果たした見上は、 翌年放送の「恋はつづくよどこまでも」(TBS系)で初の連ドラレギュラー出演を経験。2021年には、NHKよるドラ「きれいのくに」で脚光を浴び、同年公開の『衝動』で映画初主演を飾った。
その後もNetflix実写版「幽☆遊☆白書」をはじめ「春になったら」「Re:リベンジ-欲望の果てに-」といったドラマ、『レジェンド&バタフライ』『不死身ラヴァーズ』などの映画に出演した見上。中でも彼女の名前を広く浸透させたのは、吉高由里子が主演を務めた大河ドラマ「光る君へ」だ。見上は、左大臣・藤原道長(柄本佑)の長女である藤原彰子役を担当。大河ドラマ初出演ながら、難役である彰子を可憐に演じ切り、ファンからも「彰子様」の愛称で支持された。
そんな見上が主演を務める「風、薫る」は、激動の明治時代を舞台に、トレインドナース(正規に訓練された看護師)の大関和さんと鈴木雅さんをモチーフにした二人の主人公が活躍するバディドラマ。同じ看護婦養成所を卒業した二人が、患者や医師たちとの向き合い方に悩み、ぶつかり合いながら成長し、“最強のバディ”として世界を切り拓いていく。
見上が演じるのは、主人公のひとり・一ノ瀬りん。栃木県那須地域の山すその町で、元家老の家に長女として生まれたりんは、物心ついた頃には一家は帰農していて、細やかではあるが不自由のない暮らしに幸せを感じていた。しかしある日、コレラが町でまん延し、りんの人生の歯車が狂い始める。生活のためにナースになるが、やがてナースの地位向上、病人が病を抱えながら、ありのまま生きられる世の中を見るのが夢らしきものになっていく。
制作統括の松園武大は、「光る君へ」での見上の表現力と存在感、チャーミングな人柄に惹かれて出演をオファーしたと明かしている。なお、りんをバディを組むもう一人の主人公・大家直美役はオーディションで決定される。(藤田良太)
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