映画『アバター』シリーズ第3弾『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』(12月19日日米同時公開)の上映時間は、前作に続いて3時間超えになるという。ジェームズ・キャメロン監督がEmpireに語った。
第1弾『アバター』(2009)は2時間42分、第2弾『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』(2022)は3時間12分だった。キャメロン監督は第3弾の進捗状況を語る中で、「第2弾と第3弾はほとんど同じ長さ」と発言。『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』が第2弾と同じく、3時間超えの大長編になっていることは間違いないようだ。
キャメロン監督は2022年の来日時、技術面で進化させていきたい点について、映像のクオリティーに関しては最高点に到達しているが、プロセスに関してはもっとスピードアップできると語っていたが、それを実現させたよう。第2弾と比較して、同じ段階で2倍のショットを仕上げたとも明かしている。
前2作では惑星パンドラの自然とそこで暮らす先住民ナヴィについての紹介に多くの時間が割かれたが、第3弾ではストーリーが今までになく大きく、まさかの方向へ動くことになるという。キャメロン監督は同作で観客を「予想もしない場所」へ連れていくと予告している。
なお『アバター』シリーズはさらに続き、第4弾は2029年12月21日、第5弾は2031年12月19日に全米公開が予定されている。(編集部・市川遥)
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