映画『ゴジラxコング 新たなる帝国』の続編(タイトル未定)は、タイタン(怪獣)たちを主役に置きながら、人間サイドをさらに掘り下げる作品になるという。新キャストとして、『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』のケイトリン・デヴァーが出演交渉中だとDeadlineが報じた。
日本の東宝、米ワーナー&レジェンダリーが共同で展開する作品群「モンスター・ヴァース」は、2014年の『GODZILLA ゴジラ』を皮切りに、人間とタイタン(怪獣)が共生する世界を描いてきた。2021年に二大怪獣の激突を描いた『ゴジラvsコング』が公開され、『ゴジラxコング 新たなる帝国』ではゴジラとコングが凶悪な敵スカーキングを相手に共闘する展開が訪れた。
『ゴジラvsコング』『ゴジラxコング』は、人間キャラクターの物語よりもタイタン同士のバトルに比重が置かれていた。同サイトの情報筋によると、米レジェンダリーは続編で人間キャラクターをさらに掘り下げようとしており、中心キャストの一人としてケイトリンに白羽の矢が立ったという。ケイトリンは、青春コメディー『ブックスマート』で成績優秀な女子高生・エイミー役で話題となり、4月配信予定の実写ドラマ「THE LAST OF US」シーズン2では、物語の重要キャラクター・アビーを演じている。
『ゴジラxコング』の続編は2027年3月26日に全米公開予定。前2作を手がけたアダム・ウィンガード監督は続投せず、『アイ・アム・マザー』のグラント・スピュートリ監督が後を継ぐ。脚本は、『シャン・チー/テン・リングスの伝説』のデイヴ・キャラハムが執筆している。(編集部・倉本拓弥)
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