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中山美穂さんの役引き継ぐ中山忍「日本一の最低男」場面写真公開 「姉の面影を感じてもらえるように」

シネマトゥデイ 映画情報 2025年1月31日 6時0分

 香取慎吾主演のフジテレビ木曜劇場「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった」(毎週木曜22時~22時54分)の2月6日放送・第5話にゲスト出演する中山忍の場面写真が公開された。12月6日に亡くなった姉・中山美穂さんが演じていた園田美奈子から園長職を引き継いだ設定での登場となり、主演の香取とは舞台以来34年ぶりの共演、ドラマでは初となる。

 「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった」は、選挙で当選するためにイメージアップを狙い、シングルファーザーの義弟・正助(志尊淳)とその子どもたちと暮らすことになった主人公・大森一平(香取)が、次第に家族の問題に真剣に向き合い、やがて本気で社会をも変えようと立ち上がる姿を描くストーリー。中山忍演じる鮫島ふみ(さめじま・ふみ)は、正助が働くフォーピース保育園の新園長という役どころ。

 第5話は、フォーピース保育園の過酷な労働環境が物語の軸となる。ある日、園に園田(中山美穂)に代わる新園長として鮫島(中山忍)が就任。鮫島は少子化による園児獲得競争のため、園の改革に着手しようと、英語教育やプログラミング教育の導入を決める。それに対して、現場の保育士からは改革よりも保育士不足解消や非効率な業務の軽減を訴えられるが、鮫島は園の改革に強硬な姿勢を見せる。しかし、そんな独りよがりな新園長に、保育士たちは一斉退職を申し出る事態に。園の現状を聞いた一平は、またもやその状況を利用しようと目論み、正助を助けるフリをして保育ボランティアに参加する。

 中山忍は「姉の“園長先生”を引き継ぐ形で作品に携わらせていただけたことは、本当に幸せでした。1シーン、1カットずつ“お姉ちゃん、どう演じたい?”と心の中で話しかけながら、作品の世界観を壊さないように、姉の気持ちに添うように、姉の面影を感じてもらえるように、そして皆さまのお心に残りますように、願いを込めて大切に演じました」と撮影を述懐。

 また、香取との34年ぶりの共演を「香取さんと初めてご一緒させていただいたのは“舞台”で、私18歳、香取さん14歳、34年振りの共演となりました。香取さんに“覚えていますか?”とお聞きしたところ、“もちろんですよ!!”とニッコリされ、“当時、小学生でしたよね?”、“いえ!!中学生でしたよ”と懐かしく思い出話をしたり、香取さんと姉との共演時のエピソードを聞かせていただき、自然と笑みがこぼれました。さりげなくお気遣いくださったおかげで現場に馴染むことができました。久しぶりにお会いした香取さんは、元気いっぱいの“少年”から頼もしい“座長”さんになられていました」と振り返り、「両手を広げるかのようにあたたかく迎え入れてくださった及川監督をはじめ、スタッフキャストのみなさまにも深く感謝申し上げます。“鮫島ふみ園長先生”を演じることができて本当に良かったです! ありがとうございました! 皆さま、ぜひご覧くださいませ!」と呼び掛けている。(石川友里恵)

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