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「日本一の最低男」子を産まないと大人になれないのか…?苦悩する都を救った一言に反響

シネマトゥデイ 映画情報 2025年1月31日 0時36分

 30日に放送された香取慎吾主演のフジテレビ木曜劇場「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった」(毎週木曜22時~22時54分※初回15分拡大)第4話では、香取演じる一平の姪っ子・ひまり(増田梨沙)と、一平の後輩・都(冨永愛)を軸にしたエピソードが展開。親子ほど年齢差がありながら、くしくも「大人になる」ことに悩む二人が交わることで前を向いていくさまが注目を浴びた(※ネタバレあり。第4話の詳細に触れています)。

 第4話では、真壁(安田顕)が一平に次は“地域貢献活動”に取り組もうと提案。家族はもちろん地域の子どもたちを大切にしているという、選挙で使える“実績作り”が必要だと言う。やがて義弟・正助(志尊淳)の話にヒントを得た一平は、こども食堂を主催する姿をニュース番組に特集させ、その取り組みを自身の選挙活動に利用しようと思いつく……。

 これまで一平の思惑を見透かしているかのように冷ややかな態度をとっていたひまりだが、本エピソードでは冒頭から一平に「いってらっしゃい」の一言があり、「ひまりちゃんがいってらっしゃいって…」「だんだん本物の家族に…」と芽生えつつある家族の絆に視聴者から期待が寄せられていたが、今回は一平の力ではどうにもならない問題が勃発する。

~以下、第4話のネタバレを含みます~

 初潮を迎えたひまりが父・正助に言い出せず、都に相談しようとしたもののタイミング悪くまたしても打ち明けることが出来ず、追い詰められたすえにドラッグストアで生理用品を万引き。デリケートな悩みを誰にも言えず一人で苦しむひまりに「言いづらいよね…」「お母さんじゃないと厳しいよね」「私も同じ状況なら言えないと思う」「私が相談に乗りたい」と心中を慮る声が相次いだ。

 一方、都は自身と同じく子供を産まない道を選んだ同級生・浅野千夏(美村里江)から出産の報告を受ける。千夏は申し訳なさそうに、なかなか打ち明けられなかったことを詫びながら“40歳を過ぎたら急に怖くなった”“(子供を)つくらないとつくれないは違う。つくれないになったときに後悔しないかなって”“子供の頃は年を取れば大人になれると思っていたけど違うのかも。今のままだと大人になれないで…”“一人になったときに本当に何もなくなっちゃうんじゃないかと怖くなった”と出産するに至った葛藤を切々と語り、都はそんな彼女に祝福を言えぬまま別れた。一平との会話では「子供だよね」「ちーの言う通り。なれていないんだよ大人に」と千夏におとなげない態度をとったことへの後悔がうかがえ、何よりも「自分が死ぬときに他の誰かを心配する発想がなかった」ことに気付き、打ちのめされている様子だった。

 それぞれ深刻な悩みを抱える二人だったが、同時期に接点をもったことで互いの存在が突破口に。ひまりが生理用品を万引きした際に店に迎えに来てくれたのは都で、その際にひまりは誰にも言えなかった母親を亡くしてからの胸中を告白。母が病床で生理用品の使い方を教えてくれようとしたことがあったものの、教えてもらったら死んでしまうのではないかとの不安に駆られて拒んでしまったこと、母を亡くしてから笑えなくなったこと、学校に行けなくなったこと……。涙をポロポロとこぼしながら打ち明けるひまりに、都は“治療しながら太陽みたいに笑えるお母さんはかっこいい”“お母さん、太陽の代わりにはなれないけど雲を吹き飛ばす風になれる。なりたい、ならせて”と励まし、そんな都にSNSでは「優しい言葉だな…」「都さんがいてくれてよかった」「都さん素敵」「あったかい」「心強い」「号泣してる」「涙止まらない」と絶賛の声が続々。

 終盤ではひまりが「都さんみたいにかっこいい大人になりたいから」と、一平にこども食堂を手伝わせてほしいと提案。都はその一言に救われたかのように「ならなきゃね、ホントに。カッコいい大人。なれるよね? 子供産まなくても」と笑顔を取り戻し、「今回の内容刺さるな…」「都さんはひまりちゃんのヒーロー」「都さんかっこよすぎ!!!」と胸を揺さぶられる視聴者が続出した。(石川友里恵)

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