2026年放送の仲野太賀主演によるNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」の新たな出演者が発表され、要潤が明智光秀を演じることが明らかになった。要にとって大河ドラマへの出演は4作目、「青天を衝け」(2021年)以来約5年ぶり。明智光秀役のオファーを受けたときの心境について「とても光栄でした。大河ドラマでもしっかりと描かれて来た人物ですので、これまでに先人の皆様が演じて来た役者魂をしっかりと受け継いで全力で演じていきたいと思います」とコメントを寄せている。
大河ドラマ第65作となる本作は、戦国時代を舞台に、豊臣秀吉の補佐役となる主人公・豊臣秀長が、兄と強いきずなで天下統一という偉業を成し遂げるさまを描き出す。脚本をドラマ「半沢直樹」「下町ロケット」などの八津弘幸が務める。これまで主人公・秀長を仲野太賀、兄・秀吉を池松壮亮、秀長の幼なじみ・直(なお)を永野芽郁、秀吉の正妻・寧々(ねね)を浜辺美波、秀長の正妻・慶(ちか)を吉岡里帆、織田信長を小栗旬、信長の妹・お市を宮崎あおい(※崎=たつさき)、徳川家康を松下洸平が演じることが発表されている。
大河ドラマ「龍馬伝」(2010年)では沢村惣之丞役、「花燃ゆ」(2015年)では入江九一役、「青天を衝け」(2021年)では松平春嶽役を担ってきた要。「豊臣兄弟!」で演じる明智光秀は、日本史上最大のミステリーといわれる「本能寺の変」において、天下人である主君・織田信長を自害に追い込み、時代の流れを大きく変えた奸臣・明智光秀。領民に慕われ名君と称された人格者であり、教養に長けた文化人であったともいわれているが、その素顔はいまだ謎のベールに包まれている。
また要にとって戦国時代を舞台にした大河ドラマへの出演は初となり、「大河ドラマに出演する機会は俳優人生において決して多くは訪れないチャンスであり、まさに俳優としてこれまで活動してきた集大成を発揮できる現場だと思います。個人的には、これまで江戸から明治をテーマとした作品に参加させて頂きました。戦国大河は新しい挑戦となるので気を引き締めて頑張りたいと思います」と期待を寄せている。
要のコメント全文は下記の通り。(編集部・石井百合子)
明智光秀にどのような印象をお持ちでしたか?
光秀は繊細で頭が切れる、奸臣の中でも武闘派というより頭脳派のような印象を受けております。
明智光秀役のオファーを受けたときの率直なお気持ちを教えてください。また、上記の役柄説明をお読みになっての出演の意気込みも、あわせてお願いいたします。
とても光栄でした。大河ドラマでもしっかりと描かれて来た人物ですので、これまでに先人の皆様が演じて来た役者魂をしっかりと受け継いで全力で演じていきたいと思います。
要さまにとって大河ドラマとは、どのような思いのあるドラマでしょうか。また、初の“戦国大河”出演にあたり、楽しみにしていることがあれば教えてください。
大河ドラマに出演する機会は俳優人生において決して多くは訪れないチャンスであり、まさに俳優としてこれまで活動してきた集大成を発揮できる現場だと思います。個人的には、これまで江戸から明治をテーマとした作品に参加させて頂きました。戦国大河は新しい挑戦となるので気を引き締めて頑張りたいと思います。
八津弘幸さんの作品へのご出演は初めてでしょうか。八津作品の印象や、「豊臣兄弟!」の脚本に関して楽しみにしていることがありましたらお願いいたします。
八津さんの作品は2009年のドラマ「RESCUE~特別高度救助隊」(TBS系)以来 2回目の参加になります。作品は沢山拝見させて頂いてますが、印象として人間の感情の機微を細かくセリフに表現されていて、今回の作品でもキャラクターの感情や群像劇の描き方がどのように表現されるのか、とても楽しみにしています。
共演を楽しみにしている方がいらっしゃいましたら、理由とともに教えてください。
秀長役の仲野太賀くんとは何度か共演させて頂きました。いつも座長として頼もしく現場を引っ張ってくれていたので今回もご一緒出来る事が楽しみです。池松さんと小栗さんとは、しっかりお芝居するのは初めてで、お二人とも迫力ある芝居をするので、今からとても楽しみです。
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