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「べらぼう」唐丸、衝撃の展開に騒然!蔦重の言葉は“写楽フラグ”か

シネマトゥデイ 映画情報 2025年2月2日 20時43分

 2日放送の横浜流星主演の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(毎週日曜NHK総合よる8時~ほかで放送中)第5回では、「蔦(つた)に唐丸因果の蔓(つる)」というタイトルが示す通り、蔦重(横浜)の元に身を寄せる謎の少年・唐丸(渡邉斗翔)が危機的状況に陥り、前回に続いて彼の正体が写楽との見方が一層広まることとなった(※一部ネタバレあり)。

 前回で呉服屋とタイアップした錦絵を完成させるも、共同制作者だった地本問屋の西村屋(西村まさ彦)に横取りされ、やさぐれる蔦重。同じころ、つた屋に招かれざる客が訪問。顔に傷のあるその男は唐丸につきまとい、次第に追い詰められていく唐丸に視聴者はざわざわ。

 初回で蔦重が火事の渦中で唐丸を救った際、彼は身寄りがなく記憶を失っている様子だったが、顔に傷のある男は唐丸の過去を知っているようで追い返そうとする唐丸に「あの日、何をしたのか」を蔦重らに知らせると脅し、度々金を無心するように。一方、蔦重は西村屋や鶴屋喜右衛門(風間俊介)らの汚いやり口にへそを曲げており、唐丸はみるみるうちに笑顔が消え元気をなくす一方。SNS上では「大丈夫かな」「何かあったのか」「唐丸くんの秘密なんだろう」「まさか犯罪絡み?」「闇バイトか」と唐丸の身を案じる声のほか、蔦重に「気付いてあげて!」「すねてる場合か」との声も。

~以下、第5回のネタバレを含みます~

 しかし、やがて唐丸の異変に気付いた蔦重はある晩、唐丸に将来、彼を当代一の絵師にする夢をうれしそうに語るとまっすぐに唐丸を見据えて「おまえ、何か隠してねぇか?」「困ってることがあんなら言え。悪いようにはしねえし、力んなる」と語り掛けた。「おまえはでぇじな相方だ」という愛情あふれる言葉には「蔦重優しい……」「蔦重めちゃくちゃかっこいい」「蔦重、ちゃんと気づいてる」と涙腺を刺激される視聴者が相次ぎ、「全部話すんだ!」「いまだ!」と唐丸への励ましに沸いた。

 そんな蔦重の思いも空しく、翌日唐丸が店の銭箱を持って姿を消した挙句最悪な事態となりSNSでは「唐丸~!」「えぇ」「うわぁ」「いやー」「なんてこと!」とパニック状態に。唐丸に記憶がないのは嘘だと気付きながら、無理やり聞くのは野暮だとかっこつけてしまった、無理やりにでも言わせていたらと自分を責める蔦重。「まことのことがわからないならできるだけ楽しいことを考えるのがわっちらの流儀だろう?」と、亡き朝顔(愛希れいか)の言葉を借りて蔦重を励ます花の井(小芝風花)。

 花の井の言葉を受け、いつか唐丸が帰ってくると信じようとする蔦重の「俺はあいつを謎の絵師として売り出す。最初は(鈴木)春信そっくりの絵を描かせて…」との言葉から「写楽じゃん」「やっぱり写楽なのかな」「もう写楽にしか思えん」「フラグを自ら立てたw」「フラグかな?」「きっと写楽になって戻ってくる」など、彼を写楽と見る声が多数。「唐丸が誰になるのか楽しみでしかない」と唐丸の再登場を望む声が寄せられている。

 男が、唐丸の行いを告げ口すれば「死罪」と話していたことから、火災は唐丸の仕業と見る声も。なお、顔に傷のある凶悪な男を憎々しく演じたのは、「仮面ライダーアマゾンズ」(2016・2017)や「ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA」(2021)などの特撮ドラマや、日曜劇場「VIVANT」(2023)、「アンチヒーロー」(2024)などで知られる高木勝也。秩父・中津川鉱山の船頭役で登場した元プロレスラーの佐々木健介の存在感も注目を浴びた。(石川友里恵)

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