SF&ファンタジー&ホラーといったジャンル作品を対象にした第52回サターン賞授賞式が現地時間2日にロサンゼルスで行われ、山崎貴監督の『ゴジラ-1.0』が国際映画賞を受賞した。
山崎監督が脚本、VFXも兼任した同作は全米ボックスオフィスランキングで3位デビューを果たすなどアメリカでも存在感を発揮し、世界興行収入1億1,367万6,322ドル(約176億円)を上げるヒットを記録。昨年開催の第96回アカデミー賞においてアジア映画初となる視覚効果賞を受賞する快挙も達成しており、今回、ジャンル映画の祭典で有終の美を飾った形だ。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル155円計算)
SF映画賞は『デューン 砂の惑星PART2』、ファンタジー映画賞は『ビートルジュース ビートルジュース』、ホラー映画賞は『エイリアン:ロムルス』が受賞。また、主演・製作のドラマ「SHOGUN 将軍」で旋風を巻き起こしている俳優の真田広之は、その作品群によってエンターテインメント業界にインパクトを与えた革新的な先駆者に贈られるロバート・フォスター・アーティスツ賞を受賞した。(編集部・市川遥)
【関連情報】
・【画像】アカデミー賞で注目の的となったゴジラシューズ
・山崎貴がハリウッド進出へ!初の英語作品で監督&脚本、『スター・ウォーズ』 J・J・エイブラムスとタッグ
・『ゴジラ』新作映画、製作決定!『ゴジラ-1.0』山崎貴監督が続投
・クリストファー・ノーランが『ゴジラ-1.0』を絶賛!「観る者を引き込む素晴らしい映画」
・サイモン・ペッグ、『ゴジラ-1.0』を「真のゴジラ映画」と大絶賛 日本語での鑑賞を推奨
・タランティーノ監督、『デューン 砂の惑星』「SHOGUN 将軍」は観ない その理由は?