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『ジュラシック・ワールド』最新作は恐怖に全振り!「怖い要素がすべて詰まっている」

シネマトゥデイ 映画情報 2025年2月5日 11時34分

 映画『GODZILLA ゴジラ』のギャレス・エドワーズ監督がメガホンを取る『ジュラシック・ワールド』シリーズ最新作『ジュラシック・ワールド・リバース(原題) / Jurassic World Rebirth』は、恐怖にフォーカスした作品であると、プロデューサーのフランク・マーシャルが Vanity Fair に明かした。

 前作『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』(2022)から5年後を舞台にした本作。わずかに生き残った恐竜たちは、孤立した赤道付近に生息しており、その中の巨大な3種が人類の命を救う薬となると判明したことから、新たな物語が幕を開ける。

 新章開幕にあたり、エドワーズ監督ら製作陣はスティーヴン・スピルバーグ監督が手がけた1作目への原点回帰を図った。1993年に公開された1作目は、当時の画期的な視覚効果(VFX)で恐竜を復活させ、観客に恐怖を植え付けた。しかし、シリーズを重ねる度に、観客がVFXの恐竜に見慣れてしまい、恐怖心が薄れてしまっていることも事実。マーシャルは「VFXやCGIは素晴らしいツールですが、同時に頼りすぎると手抜きになってしまう。それだけで全てが可能になってしまうから」と指摘し、最新作では「本当に危険なように見せなければならない」と力を込める。

 新たな環境で待ち受ける恐怖を描くことに注力したと語るマーシャルは、「異なるジャングル、より多くの水、より高い崖が登場します。怖い要素がすべて詰まっています」と予告。さらに、遺伝子変異によって見た目が変化した恐竜も登場するといい、マーシャルと共にインタビューに登場したエドワース監督は、『エイリアン』のゼノモーフや『スター・ウォーズ/ジェダイの帰還』に登場した巨大生物・ランコアから影響を受けていると明かしている。

 最新作はキャストも一新され、『ブラック・ウィドウ』のスカーレット・ヨハンソン、『ウィキッド ふたりの魔女』のジョナサン・ベイリーらがメインキャストに名を連ねる。7月2日に米国公開を予定しており、公式Xでは、現地時間2月5日に初の予告編が公開されるとアナウンスされている。(編集部・倉本拓弥)

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