バンダイナムコグループの株式会社バンダイナムコフィルムワークスは5日、アニメ「機動戦士ガンダム」のハリウッド実写映画版『GUNDAM(仮称)』について、米レジェンダリーと2025年1月に共同投資契約を締結したことを発表した。同作はレジェンダリー製作のもと、全世界で劇場公開される。
「機動戦士ガンダム」は、モビルスーツ同士のリアルな戦争描写や緻密な科学考証、複雑に織り成す深い人間ドラマで、それまでのロボットアニメの潮流であった単純な勧善懲悪では語れない「リアルロボットアニメ」というジャンルを確立した人気シリーズ。監督・脚本には、ドラマ「スイート・トゥース:鹿の角を持つ少年」のジム・ミックルが就任した。
バンダイナムコフィルムワークスは、『GUNDAM(仮称)』の製作に向けて、2025年4月1日に北米法人「Bandai Namco FilmworksAmerica, LLC」を設立する。同法人は、バンダイナムコグループの北米地域統括会社「BandaiNamco Holdings USA Inc.」の100パーセント子会社となり、バンダイナムコフィルムワークスのコントロールのもと、今後の海外におけるライセンス事業の拡大およびガンダムシリーズのブランド価値拡大に向けて活動していく。
なお実写映画の詳細について、バンダイナムコフィルムワークスは「決まり次第随時お知らせしてまいります」としている。(編集部・倉本拓弥)
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