ハリソン・フォード(82)が、自身最後となるインディ・ジョーンズを演じたシリーズ第5弾『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』(2023)が興行的失敗に終わったことについて、胸の内を語った。
年を重ねた現在のインディを描いた『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』はシリーズ総決算というべき内容ながら興行的に振るわず、1億3,000万ドル(約202億円・1ドル155円計算)の損失をディズニーにもたらしたとForbesは報じている。今回 The Wall Street Journal に同作の興行的失敗について聞かれたハリソンは、「そういうこともある」と特に気に病んではいないとコメント。
「そこには語るべき物語があると感じたのは、他でもない、このわたしだった。(インディが)彼が生きなければならなかった人生の結果に苦しんでいた時、わたしは活力を失った彼を抱き上げ、ケツの埃を払い落とし、表舞台に出す最後のチャンスが欲しかった。何が起こるか見るために」とインディへの深い愛情を語り、「あの映画を作ったことを今も幸せに思っている」と決して後悔はないと言い切った。
『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』のワールドプレミアが行われた第76回カンヌ国際映画祭でもハリソンは、同作で描きたかったものについて「この物語をきちんと締めくくりたかった。若さに頼り切っていたこの男が、人生の重みを背負っているのを見たかった。新たな存在となることを求められるのを見たかった。軽薄な映画的な関係ではなく、ちゃんとした人間関係を築いているのを見たかった」と語っていた。(編集部・市川遥)
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