人気シリーズ第8弾『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』にはアクションならお手の物のトム・クルーズが失神するほどの過酷なスタントがあるだという。トム本人がEmpireに明かした。
それは南アフリカで撮影された、1930年代のボーイング・ステアマン複葉機の翼にトムがぶら下がり、高度3,000メートルを駆け抜けるシーン。トムは「時速193キロ~209キロで飛んでいる時に顔を外に出すと、酸素を取り込めないんだ。だから、僕は呼吸法のトレーニングをしなければならなかった。実際、失神したことも何度かあったよ。コックピットに自力で戻ることができなかったんだ」と壮絶なスタント撮影の裏側を明かした。
クリストファー・マッカリー監督も「南アフリカでは、彼が今までやった全てのことを上回ることをした」と証言。「この映画には、みんなの脳を溶かすようなスタントの数々があるよ」と不敵に笑った。
本作には水中の壮絶なアクションがあることが明らかになっているが、それらを凌駕するスタントも控えているのだとか。マッカリー監督は「そのストレスのことを考えると、本当に吐き気がする。強烈だった」と期待をあおった。
『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』は、5月23日に日米同時公開される。ベンジーのサイモン・ペッグ、ルーサー役のヴィング・レイムスなどおなじみのメンバーが再集結。前作『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』から参戦のヘイリー・アトウェル(グレース役)、ポム・クレメンティエフ(パリス役)、イーサイ・モラレス(ガブリエル役)も続投している。(編集部・市川遥)
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