「甘くなくて失敗!」そんな柿はどうすればいい?または、柿をたくさんもらってしまって、使い道に困っている・・・という悩みの方は多いはず。そんな時には、相性のいい大根と組み合わせて、綺麗な紅白色の漬物やサラダに活用しましょう。柿の甘味が増し、秋を感じさせる一品に生まれ変わりますよ。
柿産地の知恵を参考に!
熟した柿を漬け床に使う「柿漬け大根」は、柿の収穫量が多い山形や新潟などで盛んに作られている漬物です。柿が豊富に収穫でき、気温が低い土地ならではの活用の知恵です。
柿漬け大根は、ほんのりとしたたくあんのような風味が持ち味で、本来は渋柿を使って仕込むようですが、普通の柿を使っても大丈夫。柿のコクのある甘みでまろやかな塩味に漬け上がります。
秋ならでの「柿なます」がおすすめ
人参で作る紅白なますを柿に差し替えた「柿なます」も秋ならではの味わいで、きっと喜ばれます。柿の甘味がほどよいアクセントになり、箸休めにピッタリ。
定番の拍子切りや短冊切りでもいいのですが、薄くスライスして重ねたミルフィーユ風に仕上げると、断面も美しい気の利いた前菜にもなります。
甘くない柿はサラダにピッタリ!
また、甘みの少ない固めの柿に当たってしまったら、大根と合わせてシャキシャキした食感を最大限に活かせるサラダに活用を。彩りも美しく、大根だけでなく、水菜、セロリ、きゅうりなどにも合います。
ドレッシングはさっぱりといただけるヴィネグレット系はもちろんのこと、マヨネーズやクリームチーズなどのコックリ系とも相性バツグン!
今秋はぜひともデザートとしての柿だけでなく、サラダや漬物でも柿を堪能してみてください。