特別な日のおもてなしには、手作りのちらし寿司や手まり寿司が人気。ところが、SNSで今話題なのが、目にも麗しい、フォトジェニックな「モザイク寿司」です。ちらし寿司と押し寿司のいいトコ取りしたモザイク寿司は、四角いブロック状に具材を変えて飾り付けした、モザイク(市松)柄のお寿司。スタイリッシュな見た目のこの寿司は意外と簡単に作れるんですよ!
使う容器に合わせて具材のサイズを決めよう!
モザイク寿司は基本的に、酢飯の上に正方形の具材を規則的なチェック柄になるよう、彩りよく乗せていくだけ。みんなでシェアするなら、重箱やお皿を活用して大きなサイズで作ります。牛乳パックなどを活用して小さめの容器で作れば、一人前のプチモザイク寿司に。
美しく仕上げるには、押し寿司の感覚できっちりとすし飯を敷き詰めるがポイント。なお、事前に型になる器の縦横を計測し、いくつに分割できるか計算して一マス(四角)のサイズを割り出しておく必要があるのをお忘れなく。この基本の一マスの大きさに合わせて具材の大きさを調整したり、色の取り合わせを考えてデザインしてみましょう。
おすすめの具材とは?
具材をすし飯の上に散らすだけのちらし寿司に比べ、きれいな市松柄(マス目状)に具材を飾るモザイク寿司は、どこか洗練された「和」を感じさせ、芸術的で高級感が演出できます。マグロ、サーモン、鯛などの白身魚、薄焼き卵や錦糸卵、エビ、イクラはもちろん、ピーラーで薄くリボン状にした人参、キュウリ、ラディッシュなどをプラスすると、添え色にもなって華やかに。
子ども向けには、でんぶ、カニかま、ツナ、ハム、チーズなどを飾れば、誕生日やひな祭り、クリスマスパーティーなどに重宝します。盛りつけや具材の取り合わせはあなたのセンス次第。ぜひフォトジェニックなモザイク寿司を作り上げてください。