海外ではbreadbowl(ブレッドボウル)と呼ばれるパンの器に、シチューやチャウダーなどのとろみ系スープなどを入れていただく「丸ごとパングラタン」。パーティーなどのおもてなしでもインパクト大で喜ばれる一品です。色々なパンが使えますし、ビッグサイズで作ることも、小分けのミニサイズで作ることも可能。
色々な形のパンで作ってみよう!
丸ごとパングラタンは、食パンやフランスパンの中身を切り抜いて、そのまま器にしてしまうアイデアが秀逸。大きな丸形パンのブールや食パンを一斤分使えば、ボリュームもインパクト大のメインディッシュになりますし、小ぶりのパンを使えば個食用になります。長細いバゲットを使えば、どこかオシャレな仕上がりに。
パン作りがお好きな方は、自分で好きな形にパンを焼き上げてパーティーなどで丸ごとパングラタンを振る舞ってはいかがでしょう。くりぬく際は、底や周囲の壁は厚めに残すつもりで切り込みを入れていくのがポイントです。くりぬいたパンはとっておき、出来上がりのシチューにディップして余すことなくいただきましょう。
シチューから手軽チーズフォンデュまでできちゃう
さて、パンの器にはシチューやとろみのあるクラムチャウダーのほか、ホワイトソース系、トマトソース系、ドミグラス系などいずれも合います。残り物のカレーやシチューにチーズや卵をプラスして焼き上げるだけでもOKです。
くりぬいたパンの活用法として、具材の入ってないシチューベースやソースだけを入れ、パンや野菜、ソーセージなどをディップしていただくフォンデュもパーティーなどで受けそう。器のパンから攻めるか、シチューから攻めるか、食べるプロセスも楽しめる丸ごとパングラタンをぜひ作ってみてください。