日本では血液をサラサラにするなどの作用があるということで、黒酢入りのドリンクやサプリメントなども出回りました。一方、アメリカで今年大流行しているのが「アップルサイダービネガー」です。りんごから作ったサイダーをさらに発酵させてビネガーにしたもので、少し濁りのある琥珀色が特徴です。そんなアップルビネガーの美容に嬉しいポイントと活用レシピをご紹介します。
アップルサイダービネガーと美容
アップルサイダービネガーには血糖値の上昇を抑えるという臨床研究結果があり、糖尿病などの生活習慣病の予防に大きな期待が寄せられているのが、アメリカでの大流行の理由です。さらに血糖値の上昇を緩やかにすることで、ダイエットにも役立つ点も流行に拍車をかけています。
アップルサイダービネガーの有効成分は加熱すると弱まってしまうとされているため、熱湯ではなく、ぬるま湯やお水で割ってドリンクを作ったり、ドレッシングやマヨネーズ、ディップソースやマリネ液などの材料として使うのがおすすめ。いつものお酢の代わりにアップルサイダービネガーを使うと、何故かカフェ風のオシャレなドレッシングに早変わりします。
使い方と使う量
アップルサイダービネガーは酸がきつく、そのままの飲用は胃壁などを痛める可能性が高いので注意が必要です。ドリンクにする場合、お水やお湯で割っていただきますが、その際も初めはアップルサイダービネガーの量は小さじ1、2杯から始め、慣れてきても1日大さじ2杯を超えないようにというのがアメリカでの基準です。
アップルサイダービネガーと氷砂糖で漬け込んだフルーツ酢を作ってドリンクにしたり、ハチミツやシナモンなどのスパイスをプラスするだけでもおいしくいただけます。適量をドリンクやドレッシングなどに使うことで、トレンド食材「アップルサイダービネガー」を活用してみてください。