毎年11月の第3木曜日はボージョレ・ヌーボーの解禁日。お祭り感覚でワイワイとボジョレーを味わうのも楽しいものですよね♪
ボジョレーヌーボーは、その年の9月に収穫されたぶどうの品質を見極めるために仕込まれます。そのため、時間がかからなくて済むよう、ぶどうをつぶさないで発酵させて作ります。発酵を早めるために炭酸ガスの注入も行われるため、フレッシュでフルーティー、軽めにでき上がります。そのため、ワイン特有の渋みやコク、深みがなく、「まずい」と評する人が多いのです。言い換えれば、ワインの渋みが苦手な人にはおすすめです。
ボジョレーの正しい楽しみ方
ボジョレー・ヌーボーは一般的なワインと異なり、時間をかけて熟させるのには向かない早飲みタイプのワインなので、年内を目処にいただくようにしましょう。いただく際には、ボトルを開ける予定の1時間ほど前に冷蔵庫に寝かせて入れ、12度ぐらいに冷やして置くと、ボージョレー独自のフレッシュな風味とすっきりとしたおいしさを一番感じることができます。若作りのボジョレーは香りが弱いので、すぼまった形の飲み口のワイングラスをチョイスして香りが逃げるのを防ぎます。
さて、合わせるおつまみですが、軽めのワインなので白ワインを想定すれば、おおよそどんなものが合うか分かるでしょう。酸味をきかせたマリネやサラダ、カルパッチョ、魚介類のパスタや軽めのフリットなどがおすすめ。塩味の焼き鳥や焼き魚、白身魚などのお刺身などの和食にも合います。
さて、今年のボジョレーはどんな味わいでしょうか?絶品おつまみを用意して乾杯してくださいね。