玉ねぎに放射線状の切り込みを入れて調理することで、花びらのように開き、華やかな見た目になる「オニオンフラワー」。アメリカのレストランでは、玉ねぎを丸ごと揚げた「オニオンブロッサム」として定番ですが、日本ではまだまだ馴染みがない調理法のようです。
見た目はもちろん、素材の美味しさを存分に味わえるので、ぜひトライしていただきたい「オニオンフラワー」は、揚げるだけではなく、茹でたり、蒸したり、電子レンジで加熱したりと様々な調理法でも楽しめます。
きれいな花のように仕上げるコツは、切り込みを慎重に!
難しそう…と思われがちなオニオンフラワーですが、ゆっくり慎重に切り込みを入れれば、料理初心者でも上手くできますよ♪
まず、玉ねぎの上部分をカットしたら、十字に深く切り込みを入れます。このときヘタから1㎝くらいは切らずに残しておきましょう。下まで切り落とすと、バラバラになってしまいます。
次に、放射線状に均等に切り込みを入れていきます。初心者は8等分からはじめるとやりやすいかもしれません。慣れてくれば、さらに細かく切り込みを入れることで、より花びらの多い華やかな仕上がりになります。
今が旬の新玉ねぎがぴったり
新玉ねぎはみずみずしく、甘みもあるので、シンプルな調理で素材の味を楽しむのにぴったりです。
「オニオンフラワー」のレシピは、少ない材料とシンプルな味付けが多いので、ぜひこの時期に試してみませんか?
(テキスト: 宇田川 みさき)