デトックススープダイエットとは?
デトックススープダイエットとは、脂肪燃焼スープダイエットとも呼ばれていて、トマト、キャベツ、玉ねぎ、にんじん、セロリ、ピーマンなどが入ったスープを食事の中心にする方法です。炭水化物やタンパク質をあまり摂らないダイエット方法なので、栄養バランスがよいとは言えませんが、短期間で無理ない範囲で行うのがよいでしょう。
制限が少なめで始めやすい「ダイエットスープ」方法はこちら( https://recipe.rakuten.co.jp/news/article/1065/?l-id=daylicious_20170627)をご覧ください。
そもそもデトックスとは?!
私たちは、普通に暮らしていても大気汚染や食品添加物などから、知らぬ間に体内に有害物質など取り込んでしまいます。それらを体外に出すことをデトックスといいます。体内に毒素がたまっていると聞くと心配になりますが、75%は便から、20%は尿から、汗や爪、髪からも排泄されると言われていますので、過剰に心配することはありません。
つまり、デトックスをしたければしっかり腸内環境を整え、排便を規則正しくすることが一番よいといえるでしょう。便秘がちになってしまい更に腸内環境が悪くなると、体内に有害物質や老廃物がたまりやすくなり、肌荒れなどの原因にもつながります。
腸内環境を整える食材
デトックススープダイエットでは、野菜を摂るので野菜の食物繊維により腸内環境を整え、お通じをよくすることができます。また、発酵食品を摂るのもおすすめで、味噌、ヨーグルト、納豆、漬物などを取り入れるのもよいでしょう。逆に、動物性タンパク質、脂質、甘いもの、アルコールなどを多く摂ると、腸内環境が悪くなりがちなので、偏った食生活を避け、嗜好品はほどほどにするのがよいでしょう。
ダイエット向きのレシピ
ダイエットスープでは、食物繊維を多く摂るという点では、どんな野菜でも問題はありませんが、ほうれん草や小松菜を使うと、女性が不足しがちな鉄分補給ができるのでオススメです。野菜スープのアレンジとしては、カロリーがほとんどないきのこや海藻類などを加えたり、トマト缶を入れるのもよいでしょう。
味付けは、コンソメ、味噌、だし、しょうゆなどはカロリーが低くオススメです。とろっとしたポタージュ系や、牛乳や豆乳は入れすぎるとカロリーが高くなりがちなので、ダイエット中は注意が必要です。
(テキスト: 管理栄養士 岡田 あや)