普段の料理はもちろん、おもてなしやパーティー料理を華やかに見せてくれるのに欠かせないのが彩りです。
トマトやきゅうり、パプリカなど、カラフルな野菜は多くありますが、その中でも加えるだけでおしゃれに、そしてみんなから「おっ!料理上級者!」と思わせてくれるのが「紫玉ねぎ」です。
スーパーの野菜売り場でも1コ売りされており、買いやすいのですが、おしゃれな食材というイメージからか、買ったことがない人も多いようです。
辛味が少なく、臭いもきつくない!
紫玉ねぎは普通の玉ねぎに比べ、辛味が少なく、玉ねぎ特有のツーンとくる刺激臭も少ないのが特徴です。
みずみずしさもありますので、サラダやマリネなど生で食べるととても美味しいです。
また、玉ねぎと同じく加熱すると甘みも出るため、炒め物やスープに使っても◎!ただし、長時間煮込むとせっかくのきれいな紫色が抜け、他の食材に色移りすることもあるので、加熱調理の際はサッと仕上げるのが良いでしょう。
サラダ、マリネ、和え物など普段の料理がおしゃれに変身
紫玉ねぎを繊維に沿って薄くスライスし、レタスやベビーリーフなどいつものサラダに混ぜるだけで、とても華やかな印象になります。
また、茶色で地味になりがちな唐揚げや鯵の南蛮漬けなどと一緒にマリネすると、白と紫のアクセントが美しい一品に!
辛味が少ないため、コロコロの角切りにして、チョップドサラダや和え物に入れて食感を楽しむのもオススメです。
これから初夏に向けて旬を迎える紫玉ねぎ、ぜひこの機会に使ってみてはいかがでしょうか?
(テキスト: 宇田川 みさき)