「坊さんの気絶」と聞いて、「ん?なんのこと?」と思われた人も少なくないかもしれません。実はこれ、トルコ料理の名前なんです!
正式名は「パトゥルジャン(=なす)・イマム(=高僧)・バユルドゥ(=気絶)」といい、お坊さんが気絶するほど美味しいという茄子を使った料理。
この他にもトルコ料理にはインパクトのある料理名が多く、聞いただけで「作ってみたい!」と思わせてくれるものばかりです。
世界3大料理の一つ「トルコ料理」ってどんなもの?
有名なものに「ケバブ」がありますね。でも他に浮かばない…という人も多いようです。トルコ料理を自宅で作ったことがない人はもっと多いかもしれませんね。
実は、トルコ料理は身近な食材で簡単に作れ、味も日本人好みのものが多いので、ぜひ挑戦して欲しい料理です。野菜をふんだんに使っているものが多く、ヘルシーで彩りも良いので、おもてなしや女子会などでふるまうと、喜ばれますよ。
そして、ネーミングが面白いのも私がトルコ料理にそそられる理由の一つです。
先の「お坊さんの気絶」の他、「貴婦人の太もも」、「花嫁のスープ」、「羊飼いのサラダ」など、どんなものだろう?食べてみたい!と思わせるネーミングセンスばかりです。
トルコ料理の特徴
・料理にヨーグルト
ヨーグルト発祥の地としても有名なトルコは、スープやソースなどの煮込み料理にもヨーグルトをよく使います。
・トマトベースの味
地中海に面しているため、トマトやオリーブオイル、レモンを使った料理が多くあり、中でも「サルチャ」というトマトペーストをベースとした料理が有名です。
・豆料理が豊富
ひよこ豆やいんげん豆など和えてサラダにしたり、煮込み料理やすり潰してペーストにした豆料理が多くあります。
・魚介をふんだんに
地中海に面しているため、海の幸が豊富で、魚介を使ったレシピが多くあります。
日本でも手軽に作れて美味しいトルコ料理、ぜひ挑戦してみてください。
(テキスト: 宇田川 みさき)