そうめんダイエットとは?
そうめんダイエットは、1日1食をそうめんに置き換える方法です。芸能人の方でも成功したと話題になったそうめんダイエットですが、そうめんといえば、炭水化物で太りそうなイメージですね。確かにカロリーは、乾麺100gをゆでたもので、343kcalと、決して低カロリーではないので注意が必要です。また、精製されているので、ビタミンやミネラルなども少なく、栄養価が高いとはいえません。
ダイエット中に食べてよいの?
そんなそうめんですが、ダイエットで成功した理由はそうめんとめんつゆだけで食べた場合、「カロリーが少なく手軽で続けやすかった」という理由だと考えられます。ただ、そうめんだけだと栄養バランスはあまりよくないので、1日のうち3食すべてそうめんというのは、おすすめしません。
ダイエットとしての取り入れ方によっては、そうめんを食べても問題ありません。また、夏は冷たい麺料理を食べたくなりますし、そうめんが好きな方はやってみるのもよいでしょう。
そうめんダイエットの正しいやり方
そうめんを食べるダイエット方法を試したい場合は、1日1食だけをそうめんに置き換え、他の2食ではタンパク質を中心としたおかずや、野菜類をしっかり摂ることをおすすめします。また、栄養バランスよく食べるには、そうめんだけを食べるのではなく、野菜や肉類などを入れて、冷やし中華のように具沢山にして食べるのがよいでしょう。
夏は、暑さでミネラルなどが失われがちですし、バテている時こそ、しっかりとした栄養のあるのもの食べることが大切です。また、のどこしのよいそうめんはつるりと食べてしまいがちですが、よく噛んで食べるよう心がけましょう。
おすすめレシピ
そうめんに相性のよい野菜は、トマトやおくら、きゅうりなど、色々ありますが、夏野菜と一緒に食べれば、自然と体を冷やしてくれるので暑い時期にはおすすめです。また、手軽にタンパク質を摂るには、ツナ缶やハム、玉子、納豆などを入れるとよいでしょう。
また、薬味を工夫するのもおすすめです。生姜や、しそ、ねぎなどの香味野菜や、七味唐辛子、柚子胡椒、わさび、トウバンジャンなどを使うと、味に変化を持たせ、美味しく食べられます。また、冷房で身体が冷えてしまった際は、そうめんと麺つゆを温かい状態で食べるのもよいでしょう。
(テキスト: 管理栄養士 岡田 あや)