セールで安いからといって多めに夏野菜を買い込んでも、使い切れずに結局無駄にしてしまうことってありますよね。その解決には、バリエーションをつけて上手に使いきる料理法を覚えるのが一番です。
同じ野菜でも、皮や芯はきんぴらや炒め物、実は煮物にするなど、部位別に調理法を覚えておくと重宝します。賢く節約しつつ、旬のおトクな食材の使いまわしを覚えることで、料理の腕もワンランクアップが狙えますよ。
ナスやネギなどが少しだけ残っていたら、ありあわせのお肉やちくわなどを加え、食が進むピリ辛炒めはいかがでしょう。調味料をあらかじめ混ぜておくことで、サッと火を通せて、シャキシャキ食感が楽しめます。捨ててしまいがちなレタスの外葉も、レンジで簡単加熱すれば、ビタミンCと食物繊維たっぷりのスープの出来上がり。
固いかぼちゃの皮もレンジで事前加熱して、にんにくで炒めるといつもとはまた違った一皿になります。濃い緑色の皮には、ビタミンAが豊富ですし、気の利いた箸休めになります。綿までも離乳食に活用できるので、赤ちゃんのいる方は挑戦してみて下さいね。
丸ごと買ったキャベツは流水で軽く洗ったのち、包丁で芯をくりぬいてたっぷり濡らしたキッチンペーパーを芯につめ、空気が入らないように注意しながらラップすることで、約1か月間保存できます。
ブロッコリーは、ジップロックなどの密閉できる袋に入れて野菜室へ。霜がつきやすい場合は新聞紙などで包みます。こちらも芯に水に濡らしたクッキングシートを巻いて保存すれば、より長持ちします。芯はカリッとした食感をいかし、きんぴらやかき揚げにするとおいしくいただけますよ。