初夏からスーパーで目にするため、夏のイメージが強い新生姜ですが、実は秋が旬の食材です。今まさに旬の新生姜を使って、自家製のガリ(甘酢漬け)やジャム、佃煮を作ってみてはいかがですか?どれも簡単に作れ保存がきくため、常備菜として作っておけば、色々使えて便利です。
そもそも生姜と新生姜の違いって?
収穫後すぐに出荷されるものが新生姜、収穫後しばらく寝かせたものが生姜(根生姜)です。
新生姜は、白っぽく、ほんのりピンクに色付いている部分があります。生姜に比べ柔らかく、みずみずしさもあり、柔らかな辛味が特徴です。生姜は、乾燥したゴツゴツとした皮で中は黄色っぽく繊維がしっかりしており、ピリッとした辛味が特徴です。
自家製ガリ(甘酢漬け)の活用法
ガリは、新生姜を薄くスライスし、さっと下茹でしてから甘酢液に漬けて作ります。漬物のようにそのまま食べてもおいしいですし、牛丼やチャーハンに添えてもよく合います。細かく刻んでごはんに混ぜると、食感も楽しめる即席の酢飯としても使えますよ。
自家製新生姜ジャムの活用法
刻んだ新生姜と砂糖を一緒に煮込み、はちみつ、レモンを加えれば、新生姜ジャムの完成です。パンやクラッカーに塗ったり、紅茶や炭酸水に溶かして飲むのもオススメです。
自家製新生姜の佃煮の活用法
刻んだ新生姜を醤油、みりん、砂糖などで甘辛く煮詰めて作る佃煮は、白いごはんのお供に最高です。お弁当の隙間に入れたり、混ぜておにぎりにするなど、あるととっても助かります。
ぜひ、秋の手仕事に新生姜を加えてみませんか?
(テキスト: 宇田川 みさき)