フルーツと食パンと生クリーム、とてもシンプルな組み合わせだからこそ、実は奥が深いフルーツサンド。
上手に作る3つのコツをご紹介します。
①美味しいクリーム
クリームの美味しさが味の決め手と言っても過言ではありません。食パンとフルーツをつなげるクリームは、甘めで濃厚な方が美味しく仕上がります。
生クリームに砂糖を加え、すくってもタレないくらいの固さにホイップします。そこへカスタードクリームやマスカルポーネチーズ、はちみつなどを加えると、フルーツサンドに合うしっかり目のクリームに。
さっぱり系にしたい場合は、生クリームの代わりに水切りしたヨーグルトで作っても◎。
②フルーツの並べ方
切り口を考えながら、フルーツの向きと並べ方を決めます。
食パンを長方形に切る場合は、真ん中に縦列。四角く4等分にする場合は十字に、三角形にする場合は中心から放射線状に並べます。そうすることで、切り口にフルーツの断面がきれに並びます。
③ひと手間かけた切り方
挟んだらすぐ切らず、ラップで包み冷蔵庫で30分~休ませます。そうすることで、生クリームが固くなりズレにくくなります。
温めた包丁で切ると、クリームが付かずフルーツの断面を汚しません。カットする度に包丁を布巾で拭くのも忘れずに。
いちごやキウイ、バナナなど挟むフルーツによって、クリームの配合を少し変えてみたり、チョコやジャムを混ぜてみたり…自分好みの美味しいフルーツサンドが見つかりますように。
(テキスト: 宇田川 みさき)