冷や汁とは
味噌やすりごまを出汁で溶き、焼きほぐしたアジやきゅうり、みょうがなどの薬味と一緒にいただく冷たい汁ものです。
ごはんにかけてサラサラッと食べられることから、夏の栄養補給として宮崎県をはじめ、日本各地でも親しまれてきた郷土料理です。
「冷や汁×缶詰」は美味しさも食べ応えもアップ!
サバ缶、ツナ缶、サンマ缶などすでに調味済みの魚の缶詰と冷や汁の相性は抜群で、加えるだけで夏にぴったりのご馳走になります。
ごはんはもちろん、そうめんやうどんにかけてもよく合います。
●すり身とほぐしに分けて
魚はすり身にして冷や汁と一緒に合わせる分と、ほぐして最後に盛り付ける分とに分けます。すり身が入った冷や汁は、そうめんやうどんにかけるとよく絡み、美味しさもアップします。
●出汁の代わりに牛乳や豆乳で
牛乳や豆乳で作った冷や汁は、サバ味噌缶や甘辛いサンマ缶とよく合い、コクと旨味がアップします。濃厚なのにさっぱり食べられますよ。
●夏野菜や薬味を添えて
きゅうりやゴーヤなど夏野菜を薄切りにして塩もみし、具材として入れることで食感が楽しめます。また、みょうがや青じそなどの薬味は魚缶と相性が良く、暑くて食欲が落ちていてもさっぱり食べられます。
(テキスト:宇田川 みさき)