栗の渋皮煮をおいしく作るポイントは
①渋みのもと、アクを丁寧にとる。
②栗が踊って崩れないように弱火で煮る。
③やさしく筋をとる。
これらのポイントを押さえながら、丁寧に仕上げて秋の味覚を堪能しましょう。
圧力鍋で時間短縮!
渋皮煮は渋みを抜くために一晩ほど水にさらし、何度も煮てアクをとっていきますが、圧力鍋では水で1度煮るだけ。とても少ない手順でできちゃいます。加熱時間を1分ほどの短時間にすることで煮崩れを防ぎます。あとは、水、砂糖、ラム酒などで味付けし、落し蓋をして水分がなくなるまで煮詰めたらできあがりです。
仕上げのお酒で香りを楽しむ♪
渋皮栗がやわらかく煮えたら、最後は味付け。ラム酒やブランデーが一般的ですが、赤ワインもおすすめです。お好みのお酒で香りUP。より贅沢な風味に仕上がります。
子ども向けにはお酒ではなく、砂糖+キャラメルで味付けするとつやつや甘い渋皮煮に。これなら子どもも好きなおやつになりますね。
瓶詰めにすればお正月まで楽しめます
長期保存する場合は、必ず熱いうちに砂糖液と共に、消毒した清潔な瓶に入れ密封保存しましょう。
シロップは多めに作り、糖度が高いほうが日持ちします。小瓶に分けて保存すれば、少しずつ食べられておすすめですよ。たくさん作って秋の贅沢おやつからお正月まで楽しみましょう!
(テキスト:石倉かおり)