冬至にはかぼちゃの煮物
夏からの追熟で栄養と旨みが増したかぼちゃは風邪予防にも最適。まずは定番のかぼちゃのそぼろ煮はいかがですか。
ひと口大に切ったかぼちゃをレンジで加熱してから使うと時間短縮になります。
酒、しょうゆ、みりん、砂糖などの煮汁にかぼちゃと合い挽き肉を入れてひと煮立ち。あっという間に冬のあったかおかずが完成です。
豚こま肉で作れば、合い挽きよりもさっぱりとした仕上がりになります。
お肉の代わりにツナのかぼちゃ煮
お肉よりもさらにあっさり食べられるのがツナで作るかぼちゃの煮物。
白だしであっさりと煮れば油揚げとツナに味が染み込んでじゅわっと旨みが広がります。
もう一品ほしいときにすぐにできるのでおすすめです。
冬至に食べられる“いとこ煮”とは?
いとこ煮とは、あずきと野菜を煮た料理のことで、昔から地域の郷土料理として親しまれています。特に冬至にはかぼちゃとあずきを合わせた、いとこ煮がよく食べられています。
あずきを煮るところから作るのは大変なので、あずき缶を代用し、最近では、スイーツのような感覚で親しまれています。
作り方はとっても簡単!だし汁でかぼちゃをやわらかくゆで、缶詰のあずきを混ぜてできあがり!
かぼちゃのあったか煮物を食べて、柚子湯に浸かって、寒さが増してくるこの時期を元気に乗り切りましょう!
(テキスト:石倉かおり)