春になるとスーパーに新じゃがいもが並ぶようになりますね。新じゃがいもとは、収穫して貯蔵されずに出荷されるじゃがいものこと。どんな種類のじゃがいもでも、貯蔵されずに出荷されれば新じゃがいもと呼ばれ、皮が薄くて柔らかいのが特徴です。皮ごと料理することができるので下処理が簡単で、さまざまな料理に使うことができます。
じゃがいもにはさまざまな種類がありますが、定番のじゃがいもと言えば「男爵」と「メークイン」。この2つの違いを覚えておくと日々の料理に役立ちます。
男爵・・・丸くてゴツゴツしている。粘りが少なく、加熱すると煮崩れしやすい。粉ふきいもやポテトサラダなどにおすすめ。
メークイン・・・長丸の形をしている。粘りがあり、煮崩れしにくい。肉じゃが、カレーなどにおすすめ。
この2つ以外にも、きたあかり、インカのめざめなど、さまざまなじゃがいもがあるので、スーパーで見つけた際には手にとってみてください。味の違いを比べても楽しいですね。
皮ごと食べられる新じゃがいもはおつまみにもおすすめです。小粒の新じゃがいもを揚げたり照り煮にすれば、箸が止まらないおつまみになり、お酒もどんどん進んでしまいそう。また、大きめの新じゃがいもは皮ごとカットしてフライドポテトにするのもおすすめ。
ぜひ、この時期ならではの新じゃがいものおつまみを作ってみてください。
(テキスト:管理栄養士 若子みな美)