今では全国に普及したトンテキは三重県四日市市の中華屋さんの看板メニューが発祥と言われ、黒っぽい濃い味のソースが絡み、にんにくが添えられていることが定義だとか。
にんにくの風味とコクのあるソースがたまりません!
トンテキは下処理ひとつで、家庭でもおいしくやわらかに作ることができます。
主役の豚肉をやわらかく仕上げるコツをご紹介します♪
スジを切って包丁の背でたたく
筋肉の繊維を壊すことで、やわらかく食感がよくなります。
また、焼いている過程で肉がまるまってしまうのも防げます。
酵素の働きを使う
玉ねぎやパイナップルなどに含まれる酵素には肉をやわらかくする働きがあるんです!
刻んだものに肉を漬けこんでみましょう。仕事などから帰宅してからでもすぐに調理でき、しかもおいしく仕上がりますね♪
他にも塩麹に漬けておいたり、小麦粉をまぶしてから焼いたり、やわらかく仕上げるコツはいろいろあります。
密閉袋にたれと一緒に入れて冷凍保存も◎。たれが乾燥を防いでしっとりするだけではなく、冷凍することによって繊維もこわれるため、とてもやわらかくなります。
仕込みの時間がある時は玉ねぎに漬け込んで出かけたり、急いで調理しないといけない時は小麦粉でコーティングするなど、その日によって仕込み方法を変えてみるのもおいしく作るコツですね!
たれの配分も様々!甘さをだすのにはちみつを使用したり、上白糖やきび砂糖、黒糖、みりんを使ってみたり。
好みの味を探すのも楽しいですよ!たれは調味料をあらかじめ混ぜ仕込んでおくと、焼いたお肉にすぐ調味できます。
疲れて帰ってきても仕込んでおけば短時間で作ることができ、ゆっくりと就寝前の時間が過ごせます。
「仕込みごはん」まずはトンテキからはじめてみませんか♪
(テキスト:山本 和枝)