季節を教えてくれる山菜。風味が良く、食卓に季節感を届けてくれます。
どの季節にも旬の山菜はありますが、日本人にとって春の山菜はまた格別です。
「山菜の料理に挑戦したいけど、調理法がわからない」「いざ調理したらアクがすごくて…」という声も多くききます。
山菜は下処理が大切ですが、それをしっかりおこなえば誰でも美味しい山菜料理ができますよ。
★ほとんどの山菜は水か重曹で下処理できる
時間がたつとアクやえぐみが強くなるため、入手後にすぐ処理することがポイント。
汚れや固い部分を切り落としたら、水に10~15分程度つけてから調理しましょう。
「わらび」と「ぜんまい」は重曹をふって熱湯をかけ、一晩おけばOKです。
★おすすめの山菜料理は炊き込みご飯
ひとつひとつの食材の味や風味を楽しみたいなら、塩麹で炊いた炊き込みご飯がおすすめです。
山菜独特の苦味がいつものご飯を大人の味にしてくれます。
白米だけで炊くのもいいですが、ハレの日やお祝いなどにはもち米をプラスしてみて。
お米のもちもち食感と山菜の歯ごたえが楽しい一品に仕上がります。
あさりと山菜を合わせた炊き込みご飯はまた絶品。
山の幸×海の幸で至福の時間になるでしょう。
簡単に炊飯器で作るのもいいですが、時にはガスで炊いてみるのもおすすめ。
コツさえ覚えればとっても簡単!ていねいに炊くとおいしさもUPしますよ♪
(テキスト:山本 和枝)