こんにちは!栄養士の荻ありすです。
爽やかな秋晴れの日が多くなってきましたが、今年は例年のように自由に出かけられなかったり、ライフスタイルに変化があったりでストレスを感じる方が多いようです。その結果、食生活が乱れるなど、心だけでなく身体も何かしら影響を受けているかもしれません。
そこで、おうちで過ごす時間が多い今だからこそ、腸内環境を整えて健康な身体を手にいれる「腸活」にチャレンジしてみませんか?
腸活とは?
「腸活」とは、腸内にビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌が占める割合を増やし、腸内環境を整えることです。
そもそも人間の腸内には、身体に良い影響をもたらす善玉の菌、悪い影響をもたらす悪玉の菌、そのどちらでもない中間の菌の大きく分けて3グループの菌が生息しており、腸内環境は年齢、環境、食生活、ストレスなどによって影響を受けます。また、善玉菌の働きで悪玉菌の増殖を抑えることで、腸の運動が活発になり、腸内環境が整うとされています。
そして腸内環境がと整うと、
・免疫力アップ
・便秘の改善
・肌の調子がよくなる
など、カラダにとって良いことばかりなんです。
腸内環境を整える「腸活」のために発酵食品と食物繊維を摂ろう!
腸内環境を整えるには、乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌を含む発酵食品の味噌やヨーグルト、そして善玉菌を増やす作用のある食物繊維を含む根菜やきのこ類がおすすめ。
今回ご紹介するレシピは、発酵食品である味噌とヨーグルトをダブルで使います。また、豚肉をヨーグルトで漬け込むことで筋繊維をほぐすため、ふっくらと肉質がやわらかくジューシーな仕上がりに。
腸内環境を整えるために、ぜひ日々の食事に取り入れてみてください!
「豚肉のヨーグルト漬け焼き」レシピ
【材料(2人分)】
・豚ロース肉(とんかつ用):2枚
・ヨーグルト(無糖):大さじ4
・味噌:大さじ2
・サラダ油:大さじ1/2
【作り方】
1. 豚肉は筋切りをする。
2. ポリ袋に豚肉、ヨーグルト、味噌を入れて、しっかり揉みこむ。(10分以上漬けておくとGOOD!)
3. フライパンにサラダ油を入れて中火にかけ 、軽くふきとった豚肉を焼く。焼き色がついたらひっくり返して、火が通るまで焼く。
4. 器に盛り付け、付け合わせを添える。
【ポイント】
豚肉をヨーグルトと味噌で漬け込んで焼くことでしっとり柔らかい仕上がりに。発酵食品ダブル使いで腸内環境を整えます。
お肉は豚肉以外にも鶏肉やサバ、鮭などに代えてもOK!
「腸活」とはどういうものか、そして私達の身体にどんなメリットがあるかについても、理解していただけたのではないでしょうか。味噌やヨーグルトだけでなく、納豆やキムチなど、身近には意外とたくさん発酵食品があります。また、秋が旬のきのこも食物繊維がたっぷりなので腸活におすすめです。腸内環境のために意識して摂るようにしてみましょう!