食卓に茶碗蒸しがあるだけで、一気に料亭風に感じますが、なんとなく手間がかかって難しいと敬遠しがちです。そんな茶碗蒸しが蒸し器がなくても簡単に作れます。今回は、お鍋、圧力鍋、ルクエ、レンジ、フライパンを使う5つのレシピをご紹介します。暑い日は冷やして、寒い日はあんかけをプラスして熱々をいただきましょう。パンチが欲しいときは、お餅を入れたり、うどんを入れて小田巻き蒸しにすれば、お腹も大満足です。
茶碗蒸しを上手に作るポイント
なお、茶碗蒸しで失敗しやすい点が「す」が立つこと。卵は60度前後で固まり始めるに対し、生地に混ざっているだし汁は100度前後で沸騰し、温度差で茶碗蒸しの中に「す」と呼ばれる隙間ができてしまいます。これを防ぐためには、加熱温度を調節しましょう。湯せんでゆっくり温めたりするなど、直接火に当たらないように加熱しましょう。
また、卵を溶ぐ際や、出汁を混ぜ入れる際にはできるだけ空気を入れ込まないようにしましょう。容器に流したあとに表面にできる泡をすくい取れば、滑らかな茶碗蒸しに仕上がります!卵を前日に溶いておくと、生地が落ち着き、わざわざこす必要がなくなるそうですよ。