こんにちは!栄養士の荻ありすです。
コロナ渦で、イベントごともおうちごはんが主流になってきましたね。いつもの食卓とは少し違う、特別に感じたい日のディナーのお供には、やっぱりワイン!
ただ、ワインにあわせる料理となると、ちょっとハードル高そうな感じもありますよね…。
肉料理に合う:赤ワイン
魚料理に合う:白ワイン
と一般的に言われていますが、実は色々な組み合わせ方があるんです!
今回ご紹介する料理のポイントは、すぐに実践できるものばかり◎ちょっとしたコツを知るだけで、ワインとの相性UPすること間違いなしです。
また、鶏肉を使ったワインに合うディナーレシピをご紹介!どんなワインとも相性が良く、ご自宅にあるもので作ることができますよ。おつまみにもどうぞ♪
どんな料理にどんなワインを組み合わせればいい?
料理とワインの組み合わせによって、色々な味わいが生まれます。
その相性のことをフランス語で「マリアージュ」といい、「素材」「調理方法」「味付け」などの要素が影響を与えます。
その他、「ぶどうの品種」「ワインの産地」なども考慮しはじめると、少し難しくなってしまうので、まずは料理の見た目の色から合わせてみましょう!
わかりやすいのでおすすめですよ♪
・白や緑色(ハーブソースや魚介料理など):爽やかな辛口の白ワイン
・濃いめの白や黄色(クリームソースや根菜、茎野菜など):厚み&コクのある白ワイン
・ピンクや赤色(トマトソースなど):フルーティーで軽めの赤ワイン
・紫色や茶色(デミグラスソースなど):渋く重めの赤ワイン
ワインと相性の良い鶏肉を使ったメニューのポイント
どんなワインでも相性のよい食材、それは「鶏肉」です!
鶏肉は様々な料理に変化することができるので、失敗したくないときには鶏肉メニューにチャレンジしてみましょう。
簡単にマリアージュを楽しむには、酸味のある調味料である粒マスタード・黒こしょう・レモン汁などをちょい足しすると、舌になじみやすくなりますよ。
また、飲む予定のワインを料理のソースに少し加えるだけでも相性がぐんとUP!
今回は「ハニーマスタードソースのチキンソテー」をご紹介します。鶏肉×粒マスタードなので、どんなワインでも相性抜群です!
お好みで、ソースに使う酒の代わりに飲むワインを使ってみてくださいね♪
「ハニーマスタードソースのチキンソテー」レシピ
【材料(2人分)】
鶏もも肉:1枚(約300g)
塩こしょう:少々
小麦粉:適量
(A)酒:大さじ1
(A)醤油:大さじ1/2
(A)粒マスタード:大さじ1
(A)はちみつ:大さじ1/2
オリーブオイル:大さじ1/2
【作り方】
1. 鶏肉はフォークで皮目を10か所ほど刺し、塩こしょうをふる。小麦粉をまぶす。
2. フライパンにオリーブオイルを入れ中火にかける。鶏肉を皮目から焼く。
3. 焼き色がついたら、裏返しフタをして弱火で4~5分ほど蒸し焼きにする。
4. (A)を加えて、鶏肉に絡める。食べやすい大きさに切り、器に盛り付ける。
【ポイント】
鶏肉の皮目にフォークを刺すことで、鶏肉が縮むことを防ぎます。調味料の酒を、お好みのワインに変更することでよりマッチしますよ♪
ワインは種類によって色々な料理との組み合わせ方があります。今回ご紹介したレシピはどんなワインにも合い、さらにご自宅にあるものですぐに作ることができます。
お気軽にワインと料理のマリアージュを楽しんでみてくださいね!