こんにちは!栄養士の荻ありすです。
明るい色が魅力のカラフルなパプリカは夏野菜のひとつ。ふっくらとしてツヤのある形が特徴です。
食卓ではサラダの彩りに使われることが多いですが、パプリカをメインのおかずとして味わってみませんか?
今回ご紹介するレシピはパプリカの肉詰めです。ピーマンよりも肉厚なので、火を通しても食感が残り、食べ応えもしっかり!
パプリカは夏が旬!これからおいしくなる時期なので、ぜひ作ってみてくださいね。
知っておきたいパプリカの魅力!おいしいパプリカ選びのコツは?
パプリカは、ピーマンやとうがらしの「ナス科トウガラシ属」に分類される野菜で、実は唐辛子の仲間です。形の似ているピーマンと比べて苦みや青臭さがなく、ほんのり甘いので、お子さんでも食べやすい野菜です。
また、サラダの彩りとして多く使われますが、実は煮込みやグリルなど火を通すと甘みが増しておいしいですよ。
さらに、パプリカに含まれるビタミンCは、皮膚や細胞のコラーゲンを生成する働きがあります。
紫外線に負けずに、ハリのある肌を保つためには、ぜひ取り入れていただきたい野菜です!
また、パプリカを購入するときは、肉厚で弾力があり、ツヤっとしていて表面がみずみずしいもの選びましょう。
パプリカは乾燥に弱いため、冷蔵庫保存するときはポリ袋やラップで包んでくださいね。
「パプリカの肉詰め チーズソース添え」レシピのポイント
今回は定番のピーマンの肉詰めをパプリカでアレンジしていますが、なんといってもパプリカ本来の甘み、食感を味わえることがポイントです。
パプリカも肉厚でジューシーなので、お肉との相性もgood!今回は、簡単に作っていただけるように、お肉に味付けをするために使うのはポリ袋で、食材は最低限にしていますよ。
「パプリカの肉詰め チーズソース添え」レシピ
【材料(2人分)】
・赤・黄パプリカ…各1個ずつ
・(A)合びき肉…200g
・(A)たまねぎ(みじん切り)…1/4個
・(A)片栗粉…大さじ1/2
・(A)塩…小さじ1/2
・(A)黒こしょう・ナツメグ…適宜
・サラダ油…大さじ1/2
・刻みパセリ…適宜
【チーズソース】
・(B)ピザ用チーズ…60g
・(B)牛乳…大さじ2
【作り方】
1.パプリカは縦半分に切り、種を取り除く。
2.ポリ袋に(A)を入れてしっかりもみ込む。※黒こしょう・ナツメグはお好みで少々加える。
3.1のパプリカの内側に小麦粉(分量外・適量)をまぶし、2をつめる。
4.フライパンにサラダ油を入れ中火にかけ、肉の面から焼く。焼き色がついたらひっくり返して、水(分量外・大さじ1)を加えて蓋をし、弱火で火が通るまで7〜8分蒸し焼きにする。
5.【チーズソースを作る】耐熱容器に(B)を入れ、ラップをせずに600wで30〜40秒ほど加熱し、混ぜる。
6.器に4を盛り付ける。チーズソースかけ、パセリを散らす。好みで付け合わせの野菜を添える。
【ポイント】
お肉とパプリカが剥がれないように小麦粉をまぶしましょう!(なければ片栗粉でもOK!)
お肉に竹串をさして、透明の肉汁が出てきたら、火が通った証拠です。
パプリカは見た目も鮮やかなうえに、甘みもあるので意外と食べやすい野菜です!サラダの彩りとしてだけでなく、メインのおかずとしてパプリカを味わってみてくださいね。