こんにちは!栄養士の藤本マキです。
だんだんと温かいものが恋しくなる季節になってきましたね。秋冬の寒い時期に欠かせない料理といえば、おでん!
今回は、「いつものおでん種に飽きてしまった」「具材がワンパターンになりがち…」という方におすすめしたい、食卓を華やかにする「カラフル串おでん」レシピです。
串おでんは色々な材料を薄切り肉や野菜で巻くため、長時間煮込む必要がなく、さっと作ることができます!
何より地味なおでんが簡単におしゃれになるので、食卓がぱっと明るくなり、見た目にも楽しめますよ♪
早速レシピをチェックしてみましょう!
おでんの魅力
日本のソウルフードと言っても過言ではない、秋冬の風物詩「おでん」。今や寒い時期のコンビニでは欠かせないほどの人気もありますよね。
そして具材を選べる楽しさも、おでんならではです♪
地方によって、だしも違えば、おでん種もさまざまです。ご当地に行かねば食べられないおでんも存在し、まだまだどんな魅力が隠されているのやら、深掘りしたくなる料理です。
「巻き巻きカラフル串おでん」のポイント
定番おでんも捨てがたいですが、今年は変わり種おでんにも挑戦してみませんか?
今回ご紹介する「巻き巻きカラフル串おでん」は見た目にも楽しいおでん種。食卓を華やかにしてくれますし、フォトジェニックなのでついSNSで紹介したくなりそうです。
また、長時間煮込まなければならない定番おでんと違い、さっと火を通すだけで完成するので手軽に作れますよ♪
好きな具材を串に刺しただけでもまた違った見た目になりますが、今回は豚肉などで具材を巻いた串おでんレシピです。どれを食べようかワクワクする楽しみも味わってくださいね♪
「巻き巻きカラフル串おでん」レシピ
【材料:各2人分(各4串)】
<豚肉のレタス巻き>
・豚バラしゃぶしゃぶ肉…約90g
・レタス…2〜3枚
<トマトの豚肉巻き>
・豚バラしゃぶしゃぶ肉…約70g
・ミニトマト(赤、黄)…各4個
<大葉と豚肉のくるくる巻き>
・豚ロース薄切り肉…200g
・大葉…10枚
<ウインナーのキャベツ巻き>
・ウインナー…4本
・キャベツ…2枚
<おでんつゆ>
・水…1200ml
・(A) 白だし…大さじ6(10倍濃縮タイプ)
・(A) 酒、みりん…各大さじ2
・(A) 柚子胡椒…小さじ2/3〜
・塩…小さじ1/4〜
【作り方】
1.
<豚肉のレタス巻き>
豚バラしゃぶしゃぶ肉を幅12cm程度になるよう重ねて並べる。レタスは重ねた豚肉に合わせた幅に切り、丸めて豚肉の上に置き、手前から豚肉を巻く。4等分に切り、2個ずつ串にさす。
<トマトの豚肉巻き>
豚バラしゃぶしゃぶ肉1枚をミニトマトに巻きつける。一つの串に赤と黄色のトマトを交互にさす。
<大葉と豚肉のくるくる巻き>
豚ロース薄切り肉を幅12cm程度になるよう重ねて並べる。大葉は軸を切り落とし、巻き終わり2cm程度をあけて豚肉の上に広げ、手前から巻く。4等分に切って2個ずつ串にさす。
<ウインナーのキャベツ巻き>
キャベツは耐熱皿にのせ、ラップをかけて600Wの電子レンジで2分加熱。ボウルに冷水を用意し、加熱後すぐに水につけて熱を取る。水気をふき、ウインナーの幅に合わせたサイズに切りウインナーを巻く。半分に切り、串にさす。
2. 鍋に水を入れて火にかけ、一煮立ちしたらAを加え、塩で味をととのえる。1を入れ、豚肉に火が通るまで煮込む。
【ポイント】
キャベツやレタスは繊維を巻く方向と並行にすることで、巻きやすくなります。また、豚肉はしゃぶしゃぶ用や薄切り肉を使用するので、長時間煮込まず短時間で出来上がりますよ。また、もし自宅に昆布があれば、おでんだしにただ漬けておくだけで、だしに深みと旨味が増します。
白だしをベースにしたおでんだしは、一からだしを取る手間が省けてお手軽です。
今回は串にさした様々な具材に合うよう甘さを抑え、柚子胡椒をピリっと効かせましたが、いつものご家庭で作るおでんだしでもおいしくいただけますので、是非作ってみてくださいね。