こんにちは!管理栄養士の植草 真奈美です。
食事作りは毎日続くので、大変ですよね。
特に、家族が揃って食べることの多い夕食は、前後の日と使う食材が偏らないように配慮したり、メニューが被らないようにいろいろなレシピのバリエーションが必要だったり、悩みもつきません。
今回は、サッと作れてアレンジも多彩な肉野菜炒めをメインに献立の組み合わせをご紹介します。
肉野菜炒めは、肉も野菜もお好みの食材でサッと炒めるだけで作ることができるので、忙しい日や週の後半、まとめ買いした食材が減ってくる頃にも、冷蔵庫に残った野菜で作りやすい料理ですよね。
そんな肉野菜炒めには、どんな料理を組み合わせたらよいのでしょうか。
楽天レシピに掲載の中から主菜、副菜、汁物のおすすめレシピをピックアップしました!
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肉野菜炒めに合う献立レシピ
例えば豚肉とキャベツ、にんじん、玉ねぎ…もしくは牛肉とピーマン、パプリカなど…お好みの食材を組み合わせて作ることができる肉野菜炒め。
塩こしょうのみでシンプルな味付けにするのもよし、ソースを使ったこってり味や中華調味料を使って中華風にするのもよし、味付けもいろいろなアレンジが可能です。
今回は塩こしょうやしょうゆなどシンプルな味付けの肉野菜炒めに合わせたい、和食を中心としたレシピをピックアップしています。
野菜をたっぷり使った肉野菜炒めには、もう1品主菜を組み合わせても楽しめるので、主菜、副菜、汁物のおすすめレシピをご紹介していきます。
お好みのレシピを見つけて、献立づくりの参考にしてみてくださいね。
【主菜】簡単!サバ缶と厚揚げ・小松菜のさっと煮
サバ缶と厚揚げ、小松菜を使った、簡単に作れる主菜レシピ。
野菜を多めに使った肉野菜炒めとの組み合わせにおすすめしたい、たんぱく質食材がしっかりととれる1品です。
サバの水煮缶を汁ごと使うので、サバの風味をしっかりと味わうことができます。
サバ缶は骨まで柔らかく食べられるのでカルシウムを多く含みます。缶詰はストックもできて手軽に使えるのも嬉しいですよね。
小松菜は色が悪くなってしまうので、火を通しすぎないように注意しましょう。短時間で仕上げることで、小松菜の食感も楽しめますよ。
水溶き片栗粉でとろみをつけることで、少ない調味料でも全体に味を絡めることができます。
小松菜を肉野菜炒めに使う場合は、ほうれん草やニラなどほかの野菜にアレンジし、食材がかぶらないようにするとよいでしょう。
「サバ缶と厚揚げ・小松菜のさっと煮」
このレシピをチェック ⇒ https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1040019330/
【主菜】冷めてもサクサクおいしい!定番ちくわの磯辺揚げ
ちくわを使った定番レシピ、ちくわの磯辺揚げです。
こちらのレシピも野菜を多く使った肉野菜炒めと組み合わせるのにおすすめしたい、たんぱく質をしっかりとることができる主菜レシピです。
ちくわに青のりや粉末の緑茶を使った衣を絡め、サッと揚げて作ります。ちくわはそのままでも食べられる食材なので、揚げ時間が短く、夕飯の献立にも取り入れやすいですよ。
油を少し多めに入れたフライパンで揚げ焼きにしてもよいでしょう。
サクッと揚げるコツは、揚げる直前まで粉類を絡めたちくわと、水や酢を合わせた調味液を冷蔵庫で冷やしておくことです。
薄づきの衣になるので、しっかり衣がついている磯辺揚げがお好みの場合は、水の量を減らして衣の厚さを調整してみましょう。
「冷めてもサクサク美味しい、定番ちくわの磯辺揚げ」
このレシピをチェック ⇒ https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1770017579/
【副菜】さっと作れて便利!じゃことわかめの酢の物
メインの肉野菜炒めにしっかりボリュームがある場合は、さっぱりと食べられる酢の物を組み合わせた献立もよいでしょう。
ちりめんじゃことわかめ、ごまを三杯酢で和えるだけのとても簡単に作れる、良い箸休めになる一品です。
三杯酢は酢、しょうゆ、みりん(砂糖)を1:1:1の割合で合わせるのが基本とされますが、お好みに合わせて、配合をアレンジしてみるのがおすすめです。
今回は乾燥わかめを使用していますが、わかめが旬の時期は、生わかめで作るとよりおいしく仕上がります。
また、きゅうりやもやしなどの野菜を加えたり、ちりめんじゃこをしらすやかにかま、いかやたこなど他の食材に変えたり、いろいろなアレンジも楽しめる1品です。
「あと一品欲しいときにじゃことわかめの酢の物♪」
このレシピをチェック ⇒ https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1830016126/
【汁物】栄養◎!小松菜と高野豆腐の味噌汁
高野豆腐を大きく切って使った、食べ応えのある味噌汁レシピです。
小松菜は下茹でなどの下処理が必要ないので、味噌汁などの汁物にも使いやすいですよね。
献立では、上記で紹介した「じゃことわかめの酢の物」と一緒に組み合わせるのがおすすめです。優しい和食の献立になりますよ。
高野豆腐は水につけて戻してから、食べやすい大きさに切って使います。
絹ごしや木綿豆腐で作っても良いですが、高野豆腐は常温保存できて日持ちするので、ストックしておくと、もう1品汁物を作りたい時にサッと使うことができて便利です。
高野豆腐は栄養素がギュッと凝縮されており、たんぱく質や鉄、カルシウムなどのミネラルを含んでいることも大きなメリットです。
ぜひ日々の献立に取り入れてほしい、おすすめの食材です。
「小松菜と高野豆腐のお味噌汁」
このレシピをチェック ⇒ https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1950005230/
【汁物】お手軽♪トロトロふわふわかき玉汁
肉野菜炒めに合わせたい、優しい和風のかきたま汁です。
しっかりと汁を加熱したところで卵を流し入れ、大きくかき混ぜると、ふわふわの卵に仕上げられますよ。
卵とねぎだけのシンプルな汁物なので、和風はもちろん、中華風や洋風などいろいろな味のアレンジが楽しめます。
今回のレシピではねぎを使っていますが、玉ねぎやニラ、ほうれん草など違う野菜で作ってもよいでしょう。
スープのベースの味付けと野菜の組み合わせで何通りものアレンジを楽しむことができます。
今回はスープに片栗粉でとろみをつけて仕上げているので、とろっとした食感も楽しめます。からだもポカポカと温まりますね。
「汁物☆トロトロふわふわかき玉汁」
このレシピをチェック ⇒ https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1070031479/
肉野菜炒めに合わせたい献立は見つかりましたか?
肉野菜炒めに合わせたい、主菜、副菜、汁物のレシピをご紹介しました。
どのレシピもいろいろな食材でのアレンジができるので、肉野菜炒めに使う野菜の種類によって、副菜で使用する野菜を決めるとよいでしょう。
野菜をたくさん使った、彩りの華やかな献立になりそうですね。
和食の献立では、すべて醤油ベースの味付けなど、使用する調味料が偏ってしまうこともありますが、肉野菜炒めが醤油の味付けの場合は、酢の物では酢と砂糖をメインに味付けのバランスを調整したり、すまし汁ではなく味噌汁にしたり、その他の品の味付けのメインになる調味料を変えるとよいでしょう。
今回の記事を参考に、ぜひ、ご家庭で肉野菜炒めの献立を楽しんでみてくださいね。
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