作るのも意外に簡単で、手でちぎって食べられる手軽さがうけて人気のちぎりパン。動物やキャラクターの顔などを描いたデコちぎりパンも可愛くて、話題になっています。
アメリカなど海外でも手でちぎって分けるパン、「プルアパート・ブレッド(pull-apart bread)」にハマっている人が増えているそう。甘いフィリングや塩気のあるセイボリーフィリングをたっぷり詰め込んで、パン型やパウンドケーキ型などで焼きます。パン生地とフィリングのレイヤーが縦に並ぶようにするのが、最大のポイント!なんと、出来上がったパンは手でちぎるだけで、ナイフで切ったようなスライス状になるので、とっても気が利いています。
巻かずに「立てる」のがポイント!
本来はアメリカ人が大好きなシナモンロールのように、平たく伸ばした生地の上にトッピングを伸ばし、くるくる巻いて棒状にしたものをのり巻き状にカットして渦巻き状の面を上にして焼くのが一般的でした。それをロールせず、細長く切った生地にフィリングを挟んでミルフィーユ状に重ねたものを切り、型に立てるように並べて詰めることで、スライスする手間が無用になる点が、プルアパート・ブレッドの画期的な点。フィリングがパン生地の間からのぞく見た目もインパクトありです。
フィリングを変えて、色々な味を楽しめましょう
甘いフィリングなら、これからが旬のりんごや梨、もしくはレーズンなどのドライフルーツにシナモンとブラウンシュガーを合わせたコンビがおすすめ。ジャムやハチミツに刻んだナッツの組み合わせなら、手軽にできちゃいます。甘いのが大好きなアメリカ人は、焼き上がってからたっぷりアイシングもプラスしますが、これはお好みでどうぞ。
塩気のあるセイボリーフィリングなら、パルメザンチーズにガーリックとハーブバターの王道コンビや、マスタードにチェダーチーズを合わせたスパイシーな大人向けコンビなどはいかが?ビールやワインが進むこと、請け合いです!