ごぼうの特徴は独特の香りにありますが、その成分は皮の周りに多くある為、皮を剥く時に一緒に失われてしまいます。なぜなら、ごぼうの皮はとても薄いため、包丁やピーラーなどで剥いてしまうと、残念なことに皮と一緒に独特の香り成分や栄養素まで取り除かれてしまうからです。
どうしたらごぼうの皮を最小限に取り除くことができるのか?目をつけたのが皆さんのキッチンにもよくあるアルミホイルです。アルミホイルをくしゃくしゃにして広げ、表面にできた凹凸を使ってやさしくこすることで独特の香り成分を残しながら薄い皮を簡単&スピーディにこそぎ落とすことができます。その証拠にこそぎ落とされた皮とピーラーで剥いた時の皮の量を比べるとみるからに少なくなっています。
さらに、ごぼうはなかなか味がしみ込みにくいというお悩みを聞きますが、こちらはビニール袋1枚で解決することができます。その方法は、ごぼうを切る→ザルにあける→熱いうちに袋に入れ軽く叩く→熱いうちに調味料をいれる→軽く袋の外から揉んで味をなじませます。
この2つの技を使えばいつもの「たたきごぼう」がおいしくパパッと作れてしまいます。