こんにちは!管理栄養士の植草 真奈美です。
和食定番メニューの筑前煮。鶏肉、にんじん、里芋、しいたけ、れんこん、ごぼうなどいろいろな食材を合わせて煮る、福岡県の郷土料理です。福岡県では「がめ煮」と呼ばれています。
筑前煮は具材を油で炒めてから煮込むのが特徴。おせち料理などにも入れることがありますが、日持ちするので、作り置きしておいてもいいですね。
今回は筑前煮が主菜の献立に合わせたい、主食や副菜、汁物のレシピをご紹介します。
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筑前煮に合う献立8選
筑前煮は鶏肉や野菜などいろいろな食材が入っているため、たんぱく質やビタミン、食物繊維などの栄養素をとることができる料理です。さらに主食や副菜、汁物を合わせて、ミネラルなど足りない栄養素を補うことで、より栄養バランスのよい献立にできますよ。
楽天レシピに掲載されているレシピの中から、筑前煮との組み合わせにおすすめな主食、副菜、汁物のレシピを8品ピックアップしました。
【主食】スプーンで食べて!なすのピリ辛肉味噌丼
なすと鶏ひき肉、ニラを使い、豆板醤のピリッとした辛さが食欲をそそる、甘辛い肉味噌丼のレシピです。ごはんをしっかりと食べることで糖質の補給をすることができ、筑前煮と組み合わせると献立の栄養価が高まります。2品で献立にしてもよいでしょう。
筑前煮と肉味噌丼で、糖質やたんぱく質、ビタミン、食物繊維などは摂取できます。そのため、みそ汁を添える場合はわかめや切り干し大根、ほうれん草や小松菜などミネラルを含む食材で作るのがおすすめです。そうすることで、栄養バランスのよい献立に仕上げることができますよ。
「是非ともスプーンで食べて!ナスのピリ辛肉味噌丼」
このレシピをチェック ⇒ https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1030013400/
【主菜】皮が旨い!ホッケ開き塩焼き
ホッケの開きをグリルで焼くだけの簡単な1品です。筑前煮にホッケの開きを合わせることでたんぱく質をプラスすることができます。鱗を取ったり、酒をふったり、ちょっと手間になる下準備ですが、このひと手間でおいしく仕上がります。筑前煮と合わせると、しっかりとした和食献立になりますね。
筑前煮とごはんのほか、ほうれん草や小松菜を使った和えものやおひたし、わかめや油揚げなどを入れたみそ汁などを組み合わせることで、栄養バランスのよい献立に仕上げることができます。
「ひと手間のコツ☆ 皮が旨い「ホッケ開き塩焼き」」
このレシピをチェック ⇒ https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1790007912/
【主菜】白だしでお手軽に♪鶏ももと白菜の卵とじ
鶏もも肉と白菜を卵でとじて仕上げる1品です。味付けは白だしのみなので、とても簡単。優しい味わいが筑前煮とも相性がいいですね。ごはんにのせて親子丼のように仕上げるのもおすすめです。
たんぱく質はしっかりととることができるので、さらにひじき煮や切り干し大根のサラダ、みそ汁など、ミネラルを含むおかずと組み合わせて献立にすると、栄養バランスのよい献立に仕上げることができます。
卵とじはいろいろな食材で作ることができるので、例えば鍋をした次の日に余った食材でアレンジして作ってもよいでしょう。ニラや春菊なども相性がいいですよ。
「鶏ももと白菜の卵とじ☆親子丼タマネギ抜き★減塩志向」
このレシピをチェック ⇒ https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1810034082/
【副菜】簡単!ほうれん草と桜エビのお浸し
ほうれん草と桜えびを使ったおひたしのレシピです。ごまと桜えびの香ばしい香りが楽しめます。筑前煮は和の副菜と味の相性がいいですよね。
ほうれん草は鉄やβ-カロテン、葉酸などを含み、桜えびはカルシウムを多く含んでいるため、栄養価の高い副菜です。筑前煮と組み合わせると、献立の栄養バランスがよくなりますね。
ほうれん草はシュウ酸が含まれているため、茹でてから水にさらすようにしましょう。しっかりと水気を絞ってから和えることで、味がぼやけず、おいしく仕上がります。
「免疫力アップ!簡単!ほうれん草と桜海老のおひたし」
このレシピをチェック ⇒ https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1840038771/
【副菜】シンプルでおいしい♪きゅうりと梅肉のさっぱり和え
きゅうりを梅肉と大葉で和える、和の副菜レシピです。梅肉の酸味と大葉の香りが食欲をそそる1品です。筑前煮とも味の相性がいいですね。
筑前煮とこの一品で、ビタミンや食物繊維、たんぱく質をとることができます。そのため、さらにミネラルを含むおかずと組み合わせると、栄養バランスのよい献立に仕上げることができます。ほうれん草や小松菜、切り干し大根、海藻類などを使った和えものやサラダ、みそ汁などをプラスするとよいでしょう。
きゅうりは塩もみしたら、しっかりと水気を絞ってから和えるようにしましょう。水分の多い野菜なのでしっかりと水気を切ることで、味がぼやけずおいしく仕上がります。
「きゅうりと梅肉のさっぱり和え」
このレシピをチェック ⇒ https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1200008683/
【副菜】レンジでプルプル!茶碗蒸し
電子レンジで作る茶碗蒸しのレシピです。手間のかかるイメージのある茶碗蒸しですが、お好みの具材を入れた耐熱容器に、卵液を流し入れ、電子レンジで加熱するだけと、調理の手間も少なく、とても簡単です。
ポイントは電子レンジ加熱のW数です。200Wでじっくり加熱することで、すが入らずに綺麗に仕上がります。電子レンジにお任せ調理なので、料理が苦手な方でもトライしやすいですね。
茶碗蒸しの優しい味わいは筑前煮とも相性がよいですよね。卵でたんぱく質をプラスできるので、おひたしや具沢山の汁物など、ビタミンやミネラルがプラスできるもう1品をプラスして、献立にするとよいでしょう。
「たった3行程!レンジでぷるぷる♡茶碗蒸し」
このレシピをチェック ⇒ https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1990030823/
【副菜】3種のきのこのお味噌汁
きのこをたっぷり使ったみそ汁のレシピです。汁物は具沢山で作るのがおすすめです。副菜としての役割も兼ねてくれますよ。筑前煮とみそ汁の組み合わせは間違いないですよね。
食物繊維がプラスできるので、ミネラルを含むおかずをもう1品組み合わせることで、栄養バランスのよい献立を作ることができます。みそ汁はだしが決め手。顆粒だしで作ってもいいですが、だしパックなどを使うと、さらにおいしく作ることができますよ。
「糖質制限!3種キノコのお味噌汁」
このレシピをチェック ⇒ https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1730013484/
【汁物】豆腐とほうれん草のお吸い物
豆腐とほうれん草をめんつゆで仕上げたお吸い物のレシピです。めんつゆを使うので、だしをとる必要がなく、サッと作ることができます。筑前煮とも味の相性がいいですよ。
豆腐にはカルシウムが多く含まれています。筑前煮に使っているしいたけにはカルシウムの吸収を高めるビタミンDが含まれているため、おすすめの組み合わせです。
「めんつゆで簡単☆豆腐とほうれん草のお吸い物」
このレシピをチェック ⇒ https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1770022448/
筑前煮の日の献立はもう困らない!
筑前煮に合わせたい、主食、主菜、副菜、汁物のレシピをご紹介しました。和食の献立はいろいろな食材を使うので、栄養バランスよく仕上げられますよね。
筑前煮に合わせて、2〜3品組み合わせて献立にするのがおすすめです。ぜひ、記事を参考に、筑前煮が主役の献立を楽しんでくださいね。
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