レシピ通り作った料理、味はばっちり決まったのに、なんだかパッとしない…と思ったら、その原因は「見た目」の問題かもしれません。料理は見た目が大切です。レシピ本には、きれいに盛り付けられた料理の写真が掲載されています。また、インターネットで検索するときにも、盛り付けがキレイなレシピを選んで作るということがあるでしょう。それほど、料理は、見た目がきれいなだけで、「おいしそう」と思わせてしまうものなのです。
では、見た目を美しくするために、簡単にできるコツをご紹介します。
・料理自体の彩りを考える
料理をする時に、意識したいのが色。基本は、赤、黄、緑、白、黒の5色が含まれているようにすると、とても彩りよく仕上がります。とはいえ、なかなか5色そろえるのは難しいものです。そこで、活用したいのが、きざみねぎ、レモン、ライム、パセリ、ブラックペッパーなどの、トッピングに使える色味野菜です。冷蔵庫に常備しておくと、色味が足りない時に、添えるだけできれいに仕上がります。
・高さを意識した盛り付け
平皿に、平らに盛り付けてしまうと、なんだかさみしい印象になってしまいます。そのため、高さを出すように盛り付けると、同じ量でも見た目のボリュームがアップし、豪華に見えます。また、高さを意識することで、お皿に余白ができて、まるでお店で出てくる料理のようになりますよ。
まずは、この2つを意識して、盛り付けてみてください。それだけでも、ずいぶん印象が変わります。そして、さらに、盛り付けるお皿にこだわってみたり、カフェ風にワンプレートで盛り付けてみたり、規則的にきれいに食材を並べてみたり…いろいろな工夫ができるようになれば、普段の料理が、何倍も美味しく、華やかになりますよ。