イタリア発祥のティラミスは、濃厚でなめらかなマスカルポーネのコクと風味、ほろ苦いココアパウダーでできています。ティラミスはなんとなくワンランク上のスイーツというイメージがありますよね。本格的なティラミスもいいですが、もっと気軽に作れるように、代用できる材料や作り方のポイントを抑えておきましょう!
ティラミスの本場イタリアではサヴォイアルディという、柔らかくて甘いスポンジケーキ風のフィンガービスケットにエスプレッソを染み込ませます。これはビスケットや食パンでも代用できます。このサヴォイアルディの部分に、ハケを使ってエスプレッソコーヒーを丁寧に塗っていきます。これも濃い目に淹れたインスタントコーヒーでも代用可能です。ハケを使って塗っていくのは、漬けてしまうと水分でビシャビシャになってしまい、ビスケットまたはスポンジが崩れてしまうためです。
その上から生地を流し込んでいきます。生地づくりでの代用可能な材料はマルサラワインとマスカルポーネチーズです。マルサラワインはラム酒やブランデー、カルーアで代用できます。マスカルポーネはイタリア原産のクリームチーズです。脂肪分が高く濃厚な味で、酸味が少ないクリームチーズです。コクがありクリーミーに仕上がりますが、一般のクリームチーズでも作ることができます。また、豆腐×クリームチーズや、水切りヨーグルト×クリームチーズでも作ることができます。
ココアパウダーは食べる直前にかけると固くならず、ふわっとした食感が楽しめます。また、ココアパウダーは甘くない純ココアにすると、ティラミス生地の甘さとコクが引き立ちます。
いかがでしたか?代用できる材料と作り方のポイントを活用して、気軽にティラミス作りができそうですよね。自分用に、家族用に、おもてなし用に。色々なタイプのティラミス作りを楽しんでくださいね。