日本でお馴染みの丸ごと食パンを使った「ハニートースト」が、なんと海外では「Shibuya Brick Toast」として流行中!渋谷や原宿発の若い女性に人気のクール・ジャパンなスイーツとして話題になっています。「Brick」はレンガみたいな四角い塊ですから、名前にもなかなかのセンスが感じられます。海外からも日本の食のトレンドに熱い視線が集まっているのです。
海外のレシピでも、食パンの中身をキューブ型に切りとり、たっぷりのバターと蜂蜜をぬってトーストするのが基本。アイスクリーム、チョコレートシロップや生クリームなど、お好みのトッピングをのせていただきます。ベリーやバナナなどをパフェのようにたっぷりゴージャスに盛りつければ、ホームパーティーなどで大勢でシェアできる気の利いたデザートにもなります。中には、「日系ベーカリーやスーパーで売っているソフトな食感のジャパニーズ・ホワイトブレッドがおすすめ!」と明記しているアメリカ発レシピもあり、日本の食の広がりを感じさせますね。
「男トースト」って?
ユニークなのは、アメリカでは「Man Toast」というレシピがあり、別名が「Ham & Cheese Brick Toast 」となっていること。ハニートーストの外見はそのままですが、トッピングにハムとチーズをテンコ盛りにした「男らしい」バージョンです。甘いものが苦手な男性にはピッタリのボリューミーな一皿ですので、ブランチなどに喜ばれそう。甘いデザートタイプ、お食事タイプの両方を作ってシェアするのもいいですね。
食パン1斤を丸ごと使って作るのが本来の形ですが、それでは食べきれない方向けのスライス食パンを重ねて作るレシピもご紹介します。日本生まれのおいしいスイーツが、海外でも高い評価を得ていることを考えると、この際、料理の腕は磨いておくに越したことはなさそうです。