寒さが厳しくなるにつれて旬を迎える大根。旬の時期の大根は、とてもみずみずしく、甘みがあっておいしいですよね。価格も旬の時期は安いので、家計のお助け野菜として活用できます。しかし、丸ごと1本購入しても、無駄にしてしまうこと、ありませんか?
今回は、大根を丸ごと一本、おいしく使い切るコツをご紹介します。
大根は、葉っぱも含めて、捨てるところがない野菜です。しかし、部位によって、味や固さが違うため、それぞれの部位に適した調理法があります。
・葉っぱ
葉っぱの部分は、緑黄色野菜で、栄養面も優れています。
・上部分
葉に近い部分は程よい固さがあり、甘みを感じる部分です。甘みのある大根おろしやサラダなどの生食に向いています。
・中央部分
柔らかく、甘みがあります。おでんやふろふき大根などの煮物にすると、味が染みやすく、おいしくいただけます。
・下部分
辛味があり、繊維がしっかりしている部分です。ピリッと辛い大根おろしや、漬け物、汁物によく合います。
・皮
捨ててしまいがちな皮は、中心部分に比べてビタミンCが豊富です。捨てずに、きんぴらなどにして食べるのがおすすめです。
大根は、どの部分も捨てずに調理できます。和食だけでなく、洋食、中華など幅広く使える野菜なので、ぜひ活用してください。今回は、そんな大根をフル活用するレシピを集めてみました。