海外で健康志向の人の間で話題になっているバナナパンケーキ。バナナと卵だけで作れる超簡単&シンプルなパンケーキで、小麦粉、砂糖、牛乳を全く使わないのが最大のポイント。カロリーを気にしている方、グルテンフリーを心がけている方や離乳食、小麦アレルギーや牛乳アレルギーをお持ちの方に最適です。
ベジタリアン、ローフード、マクロビオテックなどの食事療法と並び、アメリカのヘルス系雑誌やメディアで特集されていることが多い「グルテンフリー」は、グルテンを抜く食事療法のこと。グルテンは小麦や大麦などに含まれるタンパク質の一種で、近年増えている小麦アレルギーや、セリアック病、腸疾患などを引き起こす原因のひとつと考えられています。
バナナ+卵だけでパンケーキができちゃう!?
バナナパンケーキの基本レシピは簡単。完熟して甘くなったバナナを潰し、卵と混ぜてフライパンで焼くだけです。バナナの甘みを活かし、砂糖は加えません。バナナ特有の粘りがあるので、小麦粉も不要です。小麦粉を使用したパンケーキよりしっとり感ともっちり感が強く、ふんわり感が弱いため、ベーキングパウダーを加えることもあります。バナナはシナモン、バニラ、カルダモンやジンジャーなど相性がよいので味のちょい足しに。お好みでブルーベリーやラズベリーなどのベリー類やナッツ類を生地に混ぜたり、トッピングに使ってアレンジを。
生地を薄く焼けばクレープ風になるので、ジャムなどをトッピングしてもOK。ペースト状のかぼちゃや人参のすりおろしを加えれば、離乳食にもぴったりのベジタブルパンケーキに早変わり。卵アレルギーをお持ちの方は、卵不使用のレシピに差し替えるか、卵のかわりに豆腐を使うなどの一工夫を。熟れ過ぎバナナの救済にもなりますし、シンプルな材料で簡単に作れるので、朝食にもぴったりです。アレンジも自在なので、アレルギーなど、特に食生活に制限をお持ちの方はぜひ試してみましょう。