年始の楽しみ、おせち料理。みなさんのご家庭では、どんなおせち料理を作りますか？いくつか定番の料理を紹介します。
まずは冷めてもおいしい「松風焼き」。由来は「浦さびしい松の風」という和歌だそうです。表側はけしの実で華やかだけれど裏側は寂しいという意味だとか。材料を混ぜてオーブンで焼くだけで完成！ボリュームも満点ですが、鶏肉なのでヘルシーな一品です。
市販の黒豆は甘すぎるという人は、ぜひ手作りしましょう。圧力鍋を使えば簡単に作れますし、甘さの加減もできます。ちょうどいい甘さが分からない場合は、まずは他の人が作ったレシピで試してみることをおすすめします。
長芋をおめでたい亀甲にかたどった亀甲煮。サクサクした歯ごたえでいくらでもいただける料理です。煮崩れしやすいので、落とし蓋をしてサッと煮るのがコツです。
質のよい昆布が年末に手に入ったら作りたいのが昆布巻き。鮭一切れを豪快に巻く鮭の昆布巻は、ゆっくり煮込みます。煮汁がとろりとしてきた頃の香りは格別で、すぐに食べたくなってしまいます。
通常のおせち料理では物足りないという食べ盛りの人が家族にいる場合には、お肉料理も入れてみましょう。開いた鶏胸肉にくるみや人参、ほうれん草をくるりと巻いてしばったらレンジでチン。野菜もたっぷりとれる鶏肉ロールの出来上がりです。
それぞれの家庭の味があるおせち料理。今年はもう一品加えてみませんか。