1月6日はケーキの日です。1879年に有名な洋菓子メーカー上野凮月堂が日本で初めてケーキを宣伝したのは由来になっているそうです。憧れのケーキですが、手作りのは難しいイメージもあります。レシピ通りに作っているはずなのに、手作りするとうまく膨らまなかったり、キメが粗かったり、満足する仕上がりにならないケーキ作りの悩みを一挙解決!意外と見過ごしがちな重要ポイントもおさらいしておきましょう。
ポイント① 材料をきっちり計る
初歩的なことですが、材料は正確に計量します。いくら失敗しないレシピでも、材料がきちんと計量されていなければ失敗してしまいます。粉ものは1グラム単位でスケールできちんと量りましょう。卵もサイズの記載がある場合は、指定サイズを使ってください。「卵は常温に戻す」記載がある場合もあるので、留意しましょう。
ポイント② オーブンの余熱を忘れず!
また、オーブンをしっかり指定温度まで温めておくのも重要です。焼こうという時間を事前に見計らい、オーブンの予熱をします。オーブンが温まるのを待っている間にもスポンジ生地の泡はつぶれていきますので、オーブンはあらかじめ温めておき、すぐに焼けるようにスタンバイしておくのをお忘れなく。
ポイント③ 綺麗な道具を利用
油気や水気がないきれいな道具を使うのもポイントです。ボウルや泡立て器などは、しっかり洗って乾いたものを使います。油や水など余計なものが生地に混ざると、卵などがうまく泡立たず、焼いてもふくらまない原因になります。さらに「粉はふるわなくて大丈夫」という記載がない場合をのぞき、粉ものはふるっておくことも重要です。
これらの基本を守ることでかなり失敗は減るはずです。今回取り上げた「失敗しないレシピ」は、試行錯誤を経て出来上がっているので、まずは記載通りに作ってみましょう。特に基本のスポンジケーキのレシピは、ヘラ使いや混ぜ方、生地の状態の見極め方など、失敗しないコツが詳細に記載されているので目を通しておくだけでも役立ちます。失敗しがちなシュー皮も、牛乳より水でシュー皮を作る方がちゃんと膨らむそう。
ぜひ定番のケーキ作りをマスターして下さいね!