パスタはたっぷりの熱湯で茹で上げるのがおいしさの鉄則と言われています。たっぷりのお湯をわかすには時間もそれなりにかかりますし、大きな鍋の洗い物もできてしまい、以外と片付けが面倒。
そんな悩みを一挙に解決してくれるのが「ワンポットパスタ」です。ソースもパスタも一緒に煮てしまうという今までなかった発想の作り方で、合理主義の国アメリカをはじめ、たくさんの国々でいろいろなレシピが考案されています。「これではおいしいパスタはできない!」とお疑いの方もぜひ挑戦してみてください。
どんなパスタでもOK!
このワンポットパスタは、スパゲッティ、ペンネ、トルテッリーニになどのパスタの種類、オイル系、トマト系、クリーム系などのソースの種類に関わらず応用可能です。ペンネなどのショートパスタなら、ちょっと深めのフライパンを使えば、鍋よりも火のまわりが早くて、より時短が望めます。
また、ベーコンや肉類などを先にソテーしておくこともでき、焦げ付きにくいのでおすすめです。ロングパスタの場合やお子さんがいる家庭では、半分ぐらいに折って調理すると食べやすくなりますよ。いろんな材料を一度に調理するので、やや深めで直径が大きめのフライパンやスキレットが便利です。
話題の「水漬けパスタ」でさらに時短!
さらに時短を求める方は、事前にパスタをお水につけてふやかしておく「水漬けパスタ」の特急レシピも。2時間ほど水にパスタを浸しておくことで、なんとゆで時間が1〜2分ほどに短縮できます。もちもち食感で生パスタに近い食感ですのでぜひお試しを。パスタだけでなく、グラタンもワンフライパンでできますので、おひとり様のクイックランチや疲れてヘトヘトの帰宅時にぜひ活用してみて下さい。