蒸し暑い季節には、冷たいパスタが食べたくなります。手間がかからないこと、冷蔵庫にあるものでサッとできる点がポイントです。定番のトマトの味付けだけでなく、おいしい夏野菜を中心に色々な食材のアレンジを覚えておくと、疲れて帰宅した時に役立ちます。ゆで時間が短いカッペリーニは冷製パスタに最適。ゆで時間にソースやトッピングをささっと用意しておけば、ほかのパスタに比べて短時間でゆであがるので、常備しておきましょう。
食欲が落ちている時はこってり系のパスタよりも、水菜、大根おろしやシソ、ゆず、海苔や梅干し、ポン酢を使った和風冷製パスタのほうがさっぱりしていて食が進みます。しゃぶしゃぶ豚や蒸し鶏などのタンパク質をプラスしたり、甘い完熟トマトやアボカドなどビタミン類が豊富な食材を加えるのも夏バテ防止に役立ちます。サラダ感覚で野菜などのトッピングの割合をパスタより多くすれば、カロリーオフメニューにも早変わりします。
冷製パスタは、イタリア人シェフのグワルティーロ・マルケージ氏が来日した際、日本のざる蕎麦から発想を得て1970年代後半に考案されたそうで、実は冷製パスタと日本には深い関係があったのです! 手軽に時短で作れる冷製パスタなら、旬の味覚をストレスフリーで満喫できますよ。